祝。
しゅ、出撃!! 乙女たちの戦場2。
天翔ける衝撃の絆。
発売で~~~~すっっっ!!
皆さん、買ってくださいました?
にゅふふ、貴方のPSPでぜひお会いしたいですっ。
無事に発売されて、これで任務達成ですね。
いいえ、リーリアさん、まだですよ?!
えええ?! まだ何かあるの?
買ってくださった方にも、今まさに購入を検討中の方のためにも、まだまだ乙戦2を盛り上げていかなくちゃいけないわね♪
ですですっ♪
わかりました。全力で盛り上げましょう。
リーリアと盛り上がるって言葉が結びつかないなあ。
そこが可愛いのよ。
えっ……?
はにゃあ! さっそくリーリアさんのかわいさが爆発していますっ!
にゃうう、私も頑張らなくちゃです~…!
いいなあ。わたしは何の特徴もない落ちこぼれですよぅ~。くすん。
祐子ちゃんは特徴がなくても花があって可愛いからね~。
ええー…わたしが隊長だったら、ミサキさんを選ぶな。
あらら、相思相愛?
うらやましいです……。
リーリアさんっ!!
どうされましたか?
愛してますっ!
!!?
リーリアさん、私のこと、好きですか……?!
茜さんは……私は……その……っ。
なんだか、あっちは本気に見えるんですけど。
さすがに止めないと、誤解されちゃうわね。
それもまた楽しそうだけど♪
リーリアさん……!
この感情をうまく言葉にすることは難しいのですが……。
はいはいはーい、ストップ!!
茜ちゃん、今回は何をするのかな?
はわわわ、そうでした広場の収録中でした~!
今回は、発売おめでとうインタビューを行なおうと思います!
インタビューですか。
はいっ。前回はSAGEの面々に楽しくおしゃべりしてもらったので、今回は特に、他陣営の方々にお話を伺おうかな、と。
そして、前回は気づいたら勝手に終わってたので、今回こそ私が最後の言葉を言うんですっ☆
その野望を阻止するのが私たちの役目、か。
なるほど。
うまくできるかな……?!
にゃ~~~!? 邪魔しなくていいんです~~~!!!
こちらリーリアです。
スタッフさんの力添えで、私は今母国復興戦線の拠点に来ています。
警戒。モード85%。ここは敵陣です。
!! 敵、前方から向かってきます。応戦しま……
リーリアーーーー!!!
姉さん?!
ぎゅ~っ。
SAGEの人が来るって情報は入っていたけれど、リーリアだったのね。
不覚です……捕まってしまいました。
まあ、捕まっただなんて!
姉妹のスキンシップです!
でも、姉さんは敵だ。
敵だけど、貴女のお姉さんよ。
こほん。エレーナ、下がるのだ。
あっ、ご主人さま! 失礼しました。
母国復興戦線のリーダー。アレクサンドル・バグラチオン。
いかにも。私がアレクサンドル・バグラチオンである。
過去のことは水に流そう。今回はきちんと対話してもらえるのだろう?
はい、それが任務ですので。
うむ。では、言わせてもらおう。
我等母国復興戦線は、北の大地に住む同胞をまとめあげ、日本帝国から、国を、必ず取り戻す。
ご主人さま……。
戦わねばならぬのだ。
赤い血で染まった大地に、再び生命の息吹を与えねばならぬ。
赤は、嘆き・悲しみ・憎しみを表す色ではないのだ。
誇り高き故国の赤を胸に掲げ、勝利を得てして、我等が誇りを取り戻すのだ。
…………!
我は逃げも隠れもせぬ。正々堂々、声明を以って意思を伝達しよう。
我等母国復興戦線は、宣戦布告する!
戦うと、そう言うのであれば。
私もまた、それに応えるのみです。
ふっ。丸腰の相手に危害は加えぬよ。
あなたの言葉、私が受け取った。
リーリア、任務完了致しました。これから帰投します。
……リーリア。
姉さん。次は、戦場で。
…………。私も、譲れない想いがあるから……!
あーあーあー。聞こえますかー?
こちら祐子です。聞こえます?
え、これってシリアス路線なんですか?!
広場にしては空気が重苦しいような……。
佐山祐子……だと?
あ、ハインくん。
動くな。ここは我等の管轄内だ。
勝手な行動はやめてもらおう。
え、え……っ。
いきなり銃をつきつけるとか、やややや、やめましょうよ? ねっ?
わた、わたし、何にも出来ないですよ?
どうだろうな。口でなんと言おうと、お前が着ているその制服は、SAGEのもの。
お前は、日本帝国に組する傭兵で、私はNSEUの配下の軍隊指揮官。
……っ!
質問には答えよう。お前がおかしな真似をしない限り、発砲することもない。
だが、これは、戦争だということを忘れるな。
……わかり合うことは、できないの……?
どうして、戦争なんて、起こるの?
迷いは、死を導く。
要らぬ考えは捨てる。それが、戦う者の定め。
SAGE。貴様等に私怨はない。
だが、許す道理もない。
敵だと言われれば、私はお前たちを全力で墜とす。
そっか。
戦争って、そういうものなんだね。
そうやって、人は、わたしはきっと、死んでいくんだ……。
…………!
……祐子、今から帰ります。
佐山祐子。
なんですか? もう、十分です。
お前の名前は覚えた。
……必ず戦場に出て来い。
ハインくんは、優しいんだか厳しいんだか、わかんないね……。
…………。
いくらなんでも、この180度転換ぶりは、まずいんじゃあ……。
じゃあ、あと180度回転させましょうかねっと。
ああ、あなた達はユニオンの、
斉藤だ。こっちは山南啓太。
ちーっす。
あはは、本当、山南さんが出てきただけで随分と空気が変わったわ。
どうしてサングラスをかけているのかしら?
あんたみたいな眩しい女を見て失明しちゃならねえからなー。
あら、お上手。
どうだい、お茶でも飲むか?
ふふ、でも私はもっと真面目な人の方が好みかな~。
んあ? オレはわりと真面目だぜ? 超真面目。
ったく、啓太、調子に乗るな!
へい、斉藤さん。
ふふふ。
どこもピリピリしてやがる。
生き残るために必死ってやつだ。
……そうね。
オレたちは傭兵だ。そりゃあ、変えることは出来ん。
だがな、傭兵だからこそ、
生き残るために、手を結ぶこともあるもんだ。
そういうこった!
SAGEみたいな可愛い子がいっぱいの部隊と組めるんなら、オレはいくらでも全力を出すぜー?
ありがとう、期待してるわ。
連れないねえ。
あなた、本気で言ってるように聞こえないもの。
はは、あんたといい、あんたんとこの司令官といい、いい女だぜ。
まったくだ。
期待してるぜ、SAGEさん?
生き残ることが、本当にいいことだって、言いきれる?
ん?
なんでもないわ。
ミサキ、帰投します!
じゃあまた、お互い生きてたら。
あいー。
…………まったく、厄介なのばっか抱えてんなぁ、SAGEってのは。
ああ、確かに。
ヴォルドさん!
基地内に敵になるかもしれない子を上げるなんて、どうかしてます!
まあまあ、いいだろう今日くらい。
折角の発売日だ!
です~っ♪
無事に発売されて、本当によかったです。
もぐもぐ。
茜ちゃん……あなたも敵から出されたものを疑いなく食べないの。
ふにゅ?
もう、口の中にものを入れた状態でしゃべらない。
むぐ。
ははっ、お前さんみたいなのが戦場に出てるとは、嫌な世界だな。
どこにでもいる、可愛らしいお嬢さんじゃないか。
……そうね。
でも、茜ちゃん。私はあなたが敵だったら、迷わず撃つわ。
私もだ。こう見えて、たくさんの部下を抱えてるんだ。
仕事を放棄するわけにも、もちろん、死ぬわけにもいかない。
……ごくん。
私も、わかってます。それは、とっても辛いことだけど。
でもでも、私たちが戦うから、大きな戦争が起きないんですよ。
!!
……皆で、幸せになりたいなって思います。
幸せになる権利は、誰も、奪っちゃいけないんです!
それが、茜ちゃんの戦う理由?
うにゅう。理由なんですかね。
究極のわがままな気もしてます~。
ははは、究極のわがままか。
それが一番強いのかもしれんな。
……そうね。
あなたと一緒に戦ってみたいものだわ。
はぐはぐ。
って、また食べてるの?
いい食いっぷりだなあ。
むぐっ?!
きゃっ!? ほら、水でも飲んで!!
ごくっごくっ。……ふ~。
ごちそうさまでした~☆
……ふふっ。
うふふふふ。
今回の広場はここまで。
!!!?
インタビュー後編は、次回に持ち越しだ!
油断したわね、茜ちゃん。
はにゃわううあうう!