第十回 アームテック社の秘密

  • 特別号 どきどき★初プレイ
  • 第十六回 秘密の機関と最終回
  • 第十五回 アームテック(おかわり!)
  • 第十四回 祝★発売です!
  • 第十三回 新しい隊長が来ますよっ!
  • 第十二回 とっておき*秘蔵コレクション
  • 第十一回 どきどき★撮影会
  • 第十回 アームテック社の秘密
  • 第九回 出撃!! 漢たちの広場?!!
  • 第八回 ホワイトウォーターは同業者さんです
  • 第七回 ユニオンについて知ろう♪
  • 第六回 SCCのハイン君☆
  • 第五回 母国復興戦線って?
  • 第四回 SAGEってどんな会社?
  • 第三回 アンドロイドってなに?
  • 第二回 「IOS」ってなんだろう?
  • 第一回 結局ifの世界ってなんなの?
茜(楽)

マスターアップです、お待たせ致しました!

茜(笑)

「出撃!! 乙女たちの戦場2」は2011年6月30日(木)新発売ですぅ~。
みなさーん、よろしくお願いしま~す♪

茜(照)

……と、いうことはですね、この「出撃!! 乙女たちの広場」も残りわずかとなってしまったわけなんです! が!

茜(哀)

前回は見事占拠されてしまいまして~はううう~、枕が涙でぐちょぐちょですよ~。

茜(普)

だから、私、決めたんです!

茜(怒)

今回はサポート役はつけません。

茜(楽)

私とゲストさんとの、1対1です! 乙女の秘密の花園ですっ!

茜(焦)

だって、今回は……どーしても私が、聞かなきゃならないんですっ!!!

ユーリア(楽)

ご無沙汰しています、茜さん。
今回もよろしくお願いしますね。

茜(笑)

は~い♪ すっごく待ってましたもうすっごーーーくお待ちしていましたよ~!!!

ユーリア(焦)

はわあ、あ、茜さん……そんな、いきなり飛びつかれると、びっくりしてしまいます……。

茜(楽)

にゅ~ん、ユーリアさーん。
素敵な抱き心地……なにやら好い香りもするような……。

ユーリア(照)

あ、茜さん、恥ずかしいです……。

茜(照)

はうう、その反応もまた、たまらないです至福のひとときです~~~~!

ユーリア(焦)

……こほんこほん、まず今回のテーマを見てる方に提示しなくてはいけませんよ、茜さん。

茜(楽)

はにゃあ。はい、了解ですっ☆
今回のテーマはアームテックさんです!

茜(普)

でも私の目的は……うふふふっ♪

ユーリア(普通)

やっと離れてくださった……。

ユーリア(楽)

しかし、茜さんはいつも楽しそうで、眩しいものです。

【「ユーリア、逃げてーーー!!!!」というスタッフの心の声はしかし、彼女等に届きはしなかった。】

【アームテックとは】

茜(楽)

るんっるんっ♪

茜(笑)

もう一度ご紹介ー。今回のゲストは、第3回から2回目の登場☆ユーリアさんでーすっ!

ユーリア(楽)

紹介ありがとうございます。
アームテックの顧問アドバイザー 牟田口恭二の秘書官を勤めます、ユーリアです。

ユーリア(普通)

早速アームテックの説明にまいりましょうか。

茜(普)

よろしくお願いしまーす!

ユーリア(普通)

アームテックとは、各国に支社を持つ巨大な兵器メーカーの名前です。
小さな扮装が続く昨今、兵器の需要はとても大きく、結果、巨大財閥として成長を遂げました。

ユーリア(よそ見)

SAGEさんは、日本帝国軍様と交友が深いのでしたよね?

茜(普)

はいー、軍の穏健派の方々が支援して下さってますー。

ユーリア(普通)

私達アームテックはその過激派の方々に支持していただいてまして、最新機の供給を任されています。

茜(普)

はにゃー、なるほどですー。
アークテックさんは、戦争をバックアップする立ち位置だということですかー。

ユーリア(よそ見)

本来の役目は仰られた通りなのですが……、弊社は自社の機密保安を目的とし、強力な戦力を保有しています。

茜(驚)

ほえええー。

茜(哀)

敵にまわしてしまったら、最新兵器を投入してきますし、すっごく怖い存在ですね……。
ユーリアさんは軍用アンドロイドさんですし……。

ユーリア(普通)

そうですね。主の命とあれば、私も戦場に身を投じます。

茜(楽)

きゅぴん。

茜(普)

いや、まだです、お楽しみはもう少し後にとっておかないとです~……。
うふふ、今回は邪魔されないんですから……。

ユーリア(普通)

茜さん?

茜(焦)

いいいいえ、こちらの話です、気にしないでくださいーーー!

ユーリア(よそ見)

???

茜(よそ見)

それで、ユーリアさんの主、牟田口さんについても教えていただきたいですっ。

【クーデター未遂事件】

茜(普)

若いのに顧問アドバイザーって、すごいことだと思うんですがー、はうー、この人もエリートさんですか?

ユーリア(普通)

そうですね、元々は日本帝国連邦の大佐だった御方です。

茜(驚)

ぴみゃあ!!

茜(焦)

たたた、大佐ですかあ?!
それって、本当の本当に、エリートコースですよー!

茜(哀)

なんでやめちゃったんでしょう、もったいないです~。

ユーリア(哀)

……やめたのではなく、やめさせられた、というのが事実です。

ユーリア(普通)

彼はクーデターを起こして除隊処分を受け、今、アームテックにいます。

茜(驚)

クーデター……?!

ユーリア(泣)

実際には未遂で終わったそうですが。

茜(驚)

どうして……そんなことを……。

ユーリア(普通)

主の考えていることのすべてがわかる訳ではありませんので、私の口からは何も言えません。
ですが、きっと……。

茜(楽)

きっと??? きらきらきら。

ユーリア(驚)

あ、茜さん?

茜(楽)

きっと? その後は?

ユーリア(焦)

茜さん……その、少し距離が近い気がするのですが……。

茜(笑)

ユーリアさんから見て、牟田口さんはどのような人ですか?

ユーリア(焦)

こ、この距離で話すのですか?

茜(笑)

はい、この距離で話しましょう♪

ユーリア(よそ見)

あ……ええと、それでは……。

ユーリア(普通)

主は、ひどく真面目で仕事熱心な御方です。
時折、私よりもアンドロイドに近いのではないかと思ったりもします。

ユーリア(よそ見)

本人も、自分は冷徹な人間だとよく言っています。
ですが……。

茜(笑)

本当は優しくて不器用な方ですか?

ユーリア(焦)

え、あ、いや、

茜(楽)

それとも、時折見せる憂いを帯びた表情に心を奪われましたか?
それともそれとも、何かラブハプニングがあったりしました?!

茜(笑)

きゃあーーーーなんでしょうねなんなんでしょうね、気になっちゃいますねっ!!

ユーリア(焦)

その……っ、茜さん、少し落ち着かれて下さ……

茜(笑)

いいえ、やめませんっ!
ユーリアさん!!! がしっ!!!

ユーリア(哀)

あう……逃げられない……。

茜(笑)

牟田口さんのどこが好きなんですか?

ユーリア(よそ見)

あ、主は、その、優秀ですし、とても尊敬の出来る方なので
お仕えしていることを誇りに思います……。

茜(楽)

ユーリアさん、私が聞きたいのはそういう言葉じゃないのはわかっていらっしゃいますよね?

ユーリア(泣)

いいえ、わかりません! 私は何もわかりません!
まさかこんなことになるなんて……。

ユーリア(泣)

………主。主、助けて下さい……!

【牟田口恭二という男】

牟田口(普通)

茜君、その位にしてやってくれないか?

茜(楽)

?!!!

ユーリア(泣)

……主…………。

茜(普)

このタイミングで現れるとは……さすがです!

牟田口(普通)

お褒めに預かり、光栄ですよ。

ユーリア(哀)

主……お手数をおかけしてしまって……。

牟田口(普通)

いい、気にするな。
私も是非一度出演してみたいと思っていたところだからな。

茜(楽)

きらきら。

牟田口(普通)

しかし、「鋼鉄の秘書」とも呼ばれる君が狼狽えているところを見れるとは。

ユーリア(哀)

申し訳ありません……。

牟田口(楽)

そうだな、可愛かったな。

ユーリア(焦)

あ、主! お戯れを……!

牟田口(普通)

それで、茜君。

ユーリア(哀)

掻き乱しておいて、無視ですか……もう。

牟田口(普通)

ユーリアに答えられない質問があったのなら、上官である私が答えるべきだと思うのだが、それでもいいだろうか?

茜(笑)

いえいえいえ、もう、私なんかおかまいなく
ずっともっとずっと二人の世界を繰り広げていていいんですよっ♪

茜(楽)

私は見てます。はい、ばっちり。
心にしっかりはっきり録画させてもらいますから!

茜(楽)

はああ、リアル少女漫画……たまらないですぅ~。

牟田口(笑)

なるほど、そう言ってもらえるとありがたい。

茜(普)

はにゃ?

牟田口(普通)

ユーリア、帰ろうか。

茜(驚)

にゃーーーーー?!!!!

ユーリア(普通)

主……いいのでしょうか?
茜さんが金魚のように、口をぱくぱくしています……。

牟田口(普通)

「おかまいなく」と言ったのは茜君だからな。

茜(焦)

あのですね、そういう意味じゃなかったんですよ!
ダメです~もう少し~もっと一緒にお話しましょう~~~!

牟田口(よそ見)

ふむ。しかしこのまま茜君のペースで話をすると、ネタがばれるという致命的かつ決定的な被害を受けそうだ。

茜(焦)

ネタバレしませんから~。大丈夫ですから~。お願いします~~~!

牟田口(よそ見)

そうだな……。

牟田口(普通)

すまないが茜君、やはりユーリアは私が連れて帰るよ。

牟田口(楽)

どうも、彼女がいないと、仕事がはかどらないんでね。

茜(焦)

!!!!!!?

ユーリア(照)

ああああ、主……?

牟田口(普通)

ユーリア。相手の弱点を見極めることは戦いの基本だぞ。

茜(焦)

きゃあああああうううう。

茜(楽)

かっこいいです! かわいいです! らぶらぶですね! いえす☆らぶらぶらぶ!

牟田口(よそ見)

……あれほど効果があるとは思ってなかったが。

ユーリア(普通)

じゃあ……嘘なんですね。

牟田口(楽)

さあ、それはどうだろう?

ユーリア(焦)

……!!!
主は、時折意地悪になりますよね。

牟田口(よそ見)

そうか? あまり自覚はないんだが……。

茜(照)

あああ、やっぱりお二人は私の理想像です~~~…。

茜(楽)

普段はしっかりされているユーリアさんが、牟田口さんの前では沢山の表情を見せてくださって、そのひとつひとつが彼の氷の心を溶かしていったんですね……。

茜(楽)

ああ、きらきらきら。

茜(普)

……ハッ!!!

茜(よそ見)

きょろきょろ。

茜(焦)

ふえええ、お二人とも帰ってしまってます!!

茜(焦)

そんなぁ~、まだ、あーんなことも、こーんなことも、聞きたいこといっぱいあったのに~…。

茜(哀)

ぐす。えぐえぐ。

茜(泣)

…………これで終わらないですからね。

茜(焦)

絶対絶対ずぇ~ったい、お二人には、またゲストに来ていただきますからっ!