1990年8月2日、戦車350両を中心とするイラク軍の機甲師団10万人が、突如、隣国クウェートに侵攻を開始。圧倒的な兵力差で、これを占領下に置き、一方的にクウェートの併合を宣言するという事件が起きた。「湾岸危機」である。
【シナリオの詳細】
●1-1異説/アラブなき湾岸戦争・ユダヤの報復
●1-2異説/アラブなき湾岸戦争・悪夢のイラク追撃戦
1991年の湾岸戦争で停戦を受け入れたイラクは、国連決議によって、核・生物・化学兵器などの大量破壊兵器を持たないことと、監視のための査察団を受け入れることを約束させられた。
ところがその後、査察への協力を拒み始め、そんな中、2001年9月11日、米国で同時多発テロが発生する。
【シナリオの詳細】
●2-1仮説/イラク戦争・バクダッド挟撃戦(北部戦線)
●2-2仮説/イラク戦争・バクダッド挟撃戦(南部戦線)
●2-3仮説/イラク戦争・戦慄のブーツ・オン・ザ・グラウンド
第二次大戦後、共産党と国民党による内戦で、大陸の中華人民共和国と台湾の中華民国に分裂した中国だが、「2つの中国」を容認しない北京中央政府と、独立を目指す台湾との間では、幾度となく軍事的な対立が繰り返されてきた。
【シナリオの詳細】
●3-1検証/台湾危機・緊迫の台湾海峡
●3-2検証/台湾危機・米中全面対峙
2004年11月10日、中国海軍の漢(ハン)級原子力潜水艦が、石垣島と多良間島の間の日本領海を、海上自衛隊の警告を無視し、潜航したまま無断で通過するという事件が起きた。いわゆる中国原潜領海侵犯事件である。
【シナリオの詳細】
●4-1再現/中国原潜領海侵犯事件
かつて、インドの核兵器保有に対抗して核実験を強行したことで、国際社会から数々の制裁を受け、孤立化しかけたパキスタンだが、無血軍事クーデターで政権を掌握したムシャラフ陸軍参謀長による軍政色が濃い政治形態も、国際的な非難の的になっていた。
【シナリオの詳細】
●5-1パキスタン内戦・ムシャラフ政権の危機
●5-2パキスタン内戦・自衛隊VSイスラム反乱軍
●5-3パキスタン内戦・泥沼の内戦介入
2001年9月11日の同時多発テロ事件に報復・制裁するために、同年10月7日から米軍がアフガニスタンで、テロ組織アルカイダと、それを支援するイスラム原理主義政権タリバーンに対して行なった掃討戦が「不朽の自由」作戦である。
【シナリオの詳細】
●6-1タリバーン駆逐戦・クンドゥズ防衛戦
●6-2タリバーン駆逐戦・自衛隊、ISAFに合流
1948年の建国以来、ユダヤ民族の国イスラエルと、イスラム教国であるアラブ諸国の間では、四次に渡る中東戦争や、報復の自爆テロなど、対立が延々と繰り返されてきた。
【シナリオの詳細】
●7-1パレスチナ分裂・ファタハVSハマス
近年、経済的発展が目覚ましい中国は、拡大する一方の資源需要を賄うために、アフリカ諸国を中心に世界中で資源開発への投資を続けている。
とりわけ希少金属・石油資源採掘への投資は著しいが、その一方で、開発を巡るトラブルも多発していた。
【シナリオの詳細】
●8-1中国アフリカ侵攻・血のダルフール介入
●8-2中国アフリカ侵攻・ナイジェリア内戦
2005年10月に、日中中間線に近い東シナ海の春暁(日本名・白樺)・断橋(楠)の両天然ガス田で、本格的な採掘を一方的に開始した中国は、その後も日本政府からの度重なる抗議を無視して、さらなる開発を推進し続けていた。
一部では、すでに中国本土への海底パイプラインも完成し、本格的なガス供給ももはや時間の問題と考えられていた。
【シナリオの詳細】
●9-1日中激突・宮古島攻防戦
●9-2日中激突・尖閣諸島奪還戦
2008年の北京オリンピック開催に向けて、国を挙げての基盤整備といっそうの経済発展に邁進する中国だったが、その裏では、数多くの障害・問題が浮き彫りになりつつあった。
【シナリオの詳細】
●10-1中華帝国瓦解・ウイグル解放軍東進
●10-2中華帝国瓦解・自由への祈り
2002年の日朝平壌宣言を受けて凍結していたミサイル発射実験を、2006年7月に再開し、さらに同年10月に核実験まで強行して、国際的な経済制裁を受けた北朝鮮だったが、その後、中断していた六者協議の進展を望む米国との間で、核施設の無能力化、凍結資金の解除などで合意。
日本が望む拉致問題解決は棚上げになってしまったが、北朝鮮としては脅迫外交が一定の成果を得たわけで、まさにしてやったりだった。
【シナリオの詳細】
●11-1北朝鮮南進・ソウル炎上
●11-2北朝鮮南進・38度線を死守せよ