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第七歩第八歩番外編通信編

★第一歩「大戦略センチュリオン、発売!」★

ついに大戦略センチュリオンが発売されました。お近くの店舗や弊社通信販売などで、是非お買い求め下さい。
このコーナーでは、大戦略センチュリオンについて隅から隅まで、あらゆる内容をご紹介します。
記念すべき一回目は、これまでに寄せられたご質問へのQ&Aです。

  • 【「部隊長」ってなに?】
     このゲームでの一番小規模の兵器群を「部隊」と呼び、それらを率いて戦うのが部隊長です。
  • 【「部隊長」の目的は?】
     部隊長では与えられた部隊を駆使し、敵の撃破や建物の占領を行います。部隊を操作する事に集中できるので、「大戦略」シリーズやSLGに不慣れな方でも基本となる操作を容易に習得出来ます。 それらを繰り返し、ゲームの基本を習得しながら昇進するのが目的となります。
     昇進後も下位の階級で遊ぶ事が出きるので、数々のマップを様々な階級でプレイしてみると、今までと違った展開を楽しむ事ができます。
  • 【「空軍」「陸軍」「海軍」があるけど、どうちがうの?】
     各軍を簡単に説明すると、以下の様な特徴があります。
     「空軍」:主に空で行動し、移動力が高く行動範囲が広い。燃料が切れると墜落するため注意が必要。
     「陸軍」:主に陸で行動し、価格が安く使いやすい。補給可能な建物が多いが、移動力が低い。
     「海軍」:主に海で行動し、高価だが戦闘能力が高い。陸地の多い戦場では、活躍できない。
  • 【はじめに遊ぶのは、どれが良いかな?】
     これは好みもありますが、不慣れなうちはマップ開始直後から行動が可能な「陸軍」が良いでしょう。空軍兵器は墜落の恐れがありますし、海軍兵器は強力なぶん、戦場に投入するまでに時間がかかります。
  • 【お勧めの生産タイプと兵器を教えて!】
     生産タイプは「アメリカ」もしくは「ロシア」を選択しておけば、このゲームに登場する殆どの兵種が含まれています。お勧めの兵器は、「陸軍」だと「攻撃ヘリ」「自走砲」「歩兵」といったところでしょうか。「シナリオマップ」に各兵器の特徴と運用方法のチュートリアルマップが収録されていますので、そちらも参考にしてみてください。
  • 【どのくらいで昇進できますか?】
     最初の昇進には戦果が3000ポイント必要です。プレイするマップや遊び方にもよりますが、部隊長の場合は1回のプレイで500ポイント前後獲得できると思います。勝敗に関わらず評価は行われるので、敗色濃厚になっても最後までプレイしましょう。

 この他のご質問や、この部分を詳しく解説してほしい、といったご意見ご要望があれば、件名を『大戦略センチュリオンQ&A 』とご記入の上、、までお寄せください。

 次回は部隊長での具体的な操作方法と、遊び方のポイントをご紹介します。

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★第二歩「部隊長、活躍セリ!?」★

 発売から一週間が過ぎましたが、皆さん順調に昇進できていますか?今週は部隊長でのポイントを解説します。個人的には歩兵や工作部隊を使って味方の進軍を補助し、戦況を見守るのが楽しかったりするのですが、社内ではひたすら戦車を使い続けたり、潜水艦で敵艦船を撃沈する事にのみ集中し、勝敗は二の次だったりと多種多様なプレイスタイルが見受けられます。操作できる部隊が少ない方が、より個人のプレイスタイルが明確になるのかもしれませんね。
 部隊長のポイント解説に入る前に、まずは今回のQ&Aです。

  • 3000ポイント以上稼いだと思いますが、昇進できません。
    昇進に必要な戦果ポイントは、「累積値」ではなく「現在値」となっていますので、稼いだ戦果ポイントを湯水の様に使っていくと、なかなか昇進できない場合があります。

  • マイ部隊購入のメリットは?
    通常、マイ部隊は戦場で自分が担当し、勝利時に生存していた部隊のみが登録できます。マイ部隊購入では、担当やマップの勝敗に関係なく好みの兵器を登録できるので、いち早く自分好みの軍団を作成するのに適しています。

  • マイ部隊購入に必要な戦果ポイントは?
    相場100%の状態で、任意の兵器を生産するのに必要な軍資金の1/5に相当する戦果ポイントが必要です。

 それでは、「激震!トンガタプ島」を舞台に、部隊長のポイント解説を始めます。
 このマップは「ノーマル」マップの中でも難易度の低いマップで、BLUEがプレイヤー陣営、REDが敵陣営の2陣営による戦場です。登場する部隊の数も少なめに設定されているので、まずはこのマップでゲームに慣れましょう。

①担当部隊を選択
 このマップでは、初期状態で空軍基地と海軍基地がないので、陸軍のみが選択できます。陸軍部隊の中から、担当する部隊を選択しましょう。このマップでは3部隊が担当として選択できるので、今回は「攻撃ヘリ」「主力戦車」「歩兵」を選択する事にします。


「攻撃ヘリ:AH-1Zスーパーコブラ」

「主力戦車:M1A1エイブラムス」

「歩兵:歩兵」

②担当部隊を配置
 部隊を選択したら「PAUSE」を解除してゲーム時間を進めます。開始直後に生産が行われた部隊は、生産カウントを必要とせず軍資金を消費するだけで即座に生産が完了します。①で安価な部隊を選択しおけば、生産されやすいので開始直後から配置、行動することが出来ます。逆に高価な部隊を選択した場合は、配置、行動までに時間を要することになります。


PAUSE中

PAUSE解除

③担当部隊の行動を検討
 配置が完了したら、担当部隊にどの様な行動を行わせるか検討してみましょう。まずは、それぞれの部隊ができる事を確実にこなすことが、自軍の勝利への第一歩となるはずです。
 今回選択した3部隊には、部隊の特徴に合わせて以下の様な行動を行わせます。
・「攻撃ヘリ」 敵陸上兵器を手当たり次第に攻撃する。こちらは空を飛んでいるので、一方的に攻撃して殲滅することが出来るはず。
・「主力戦車」 攻撃ヘリにより、損害を受けた敵部隊の殲滅を行う。そのまま戦闘しても負けはしないと思いますが、より確実な方法を。
・「歩兵」 中立建物の占領を行う。資金目当てに都市を優先するか、空軍、海軍を登場させるために基地を優先するかが悩みどころ。
基地の占領には時間がかかるので、今回は都市を優先することにします。

④各部隊の行動範囲、ルートの検討
 役割の再確認が済んだ所で、それぞれをどこで行動させるか検討してみましょう。「攻撃ヘリ」は赤色の範囲、「主力戦車」は緑色の範囲、「歩兵」は水色のルートで行動させようと思います。索敵範囲外の敵は見えないので、敵進軍ルートをある程度予想して部隊を行動させる必要があります。


⑤行動開始!
 ここからが腕の見せ所です。これまでの検討内容に沿って担当部隊をフル活用し、自軍を勝利に導きましょう。戦場の様子を12時間区切りで中継します。


01/12:00
開戦から12時間が経過した。
わが隊は順調に占領を進め、領土を拡大。基地は味方歩兵部隊が占領してくれた。

02/00:00
当初の予定通り東方の占領を完了。
島の中央部へと引き返し、西方へ進軍開始。

02/12:00
占領命令が来るも危険と判断、無視することに。更に西方へ歩を進め、占領を開始した所で敵の姿が…!
急ぎ司令部へ支援要請を出すも、棄却された。…自業自得というやつか?

03/00:00
損害を受けつつも、敵都市の占領に成功。占領した都市内へ避難し、敵連隊をやり過ごした後に北方へ向かう。
島の中央部では敵味方入り乱れての激戦が繰り広げられている。
…いまだ攻撃ヘリと主力戦車は出撃できず。このままでは活躍の場がなくなってしまう。

03/12:00
単独で占領行動を行っていたところ、陸軍第一連隊が護衛に来てくれた。
敵海軍連隊を発見。早急に占領を済ませ、内陸部へ後退せねば。
そしてついに、主力戦車の生産が完了。早速配置し、敵首都へ向かわせる。…が、画面に映ってない。

勝利目前
敵陸軍部隊を掃討しつつ、わが軍は敵首都へ迫る。主力戦車部隊も敵部隊を2つ殲滅。…良かった、活躍できた。
味方空軍部隊で見えにくいが、敵首都を味方歩兵部隊が占領中。念のため周囲の都市を占領する。味方空軍部隊が敵建物を手当たり次第に破壊しているのは、念には念をと言った所か。
そして、攻撃ヘリの生産が完了し、全ての担当部隊がそろった。…のだが、もう出番がない。とりあえず敵首都の近くへ移動させる。

勝利目前
ついに敵首都が陥落。わが軍の勝利に終わる。
味方空軍の活躍により、わが軍は終始優勢であった。とくに「A-10サンダーボルト」の活躍は目覚しく、敵が哀れなほどであった。

⑥戦果ポイントの獲得
 味方部隊の活躍により、無事勝利することが出来ました。お楽しみの戦果ポイントの精算です。さてさて、今回はどのくらいのポイントが得られるでしょうか?



 メインで活躍するはずだった攻撃ヘリと主力戦車の登場が、マップ終了間近だったのでまずまずと言った所でしょうか。部隊数が多く高難易度のマップをプレイすれば、より多くのポイントを得られます。マップを変え、軍団を変え、担当部隊を変えつつ様々な方法でプレイすると、昇格はあっという間です。

⑦マイ部隊の登録
 無事、全ての担当部隊が生き残ったのでマイ部隊に登録します。主力戦車と歩兵はレベルが上がり、少し頼もしい存在になりました。レベル一つの差はそれほど大きく感じられませんが、二つ、三つと上がるにつれ、同じ兵器でも決定的な差が生まれます。レベルの高いマイ部隊は、戦場に投入するのにより多くの軍資金が必要になりますが、それに見合った働きをしてくれるでしょう。


 積極的に戦闘する兵器はよく目立ちますが、それ以外にも重要な働きをする兵器はたくさんあります。次回は、今回表に出てこなかった兵器群に、スポットライトを当ててみようと思います。

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★第三歩「撃ち合うばかりが戦争ではない!」★

 発売から二週間が過ぎましたが、皆さん順調に昇進できていますか?今週は前回表に出てこなかった、支援タイプの兵器について解説します。これらの兵器特性を理解し上手く運用することで、これまで以上に活躍できること間違いナシです。一見使い道のなさそうな、偵察車だって補給車だって、みんな役に立つんですよ?
 まずは、徐々に細部へと踏み込んだ質問が増えてきた、恒例のQ&Aです。

  • 兵器特性の「夜間」がよく分かりません。
     「夜間」には「10%」から「100%」の10段階があり、昼間から夜間になった際に、何パーセントの性能を発揮できるかを表しています。例えば「夜間10%」の兵器は、昼間の10%の能力しか発揮できず、「夜間100%」の兵器は昼間と変わらず100%の能力を発揮します。ですので、基本パラメータが同等の兵器が複数ある場合、この能力値が高い方が優れた兵器であるといえます。

  • 「隠蔽」「ステルス」「潜水」の効果がよく分かりません。
    通常、敵部隊または建物の索敵範囲内に移動すると、敵に発見されてしまいますが、これらの能力を有している兵器は、発見されにくくなります。「1」~「9」の数値は、敵部隊または建物に何ヘックスまで近づくと発見されるかを表しています。数値の小さいほうが効果が高く、「1」の場合は隣接するまで発見されません。

    ・「隠蔽」 隠蔽は陸上兵器が森や林といった隠蔽効果のある地形上にいる場合に、効果を発揮します。これらの地形は移動に時間がかかりますが、敵に発見されにくく、地形回避効果も高いので、敵拠点の強襲や待ち伏せに向いています。
    ・「ステルス」 ステルスは航空兵器の能力です。隠蔽との違いは、地形に依存せずステルス能力を持った兵器は、常にこの能力効果を発揮している点です。発見されなければ攻撃されないので、上手く移動すれば敵の迎撃範囲をすり抜けて行動することも可能です。
    ・「潜水」 潜水は潜水艦の能力で、ステルスと同様の効果を発揮します。潜水能力の高い潜水艦を使用すれば、敵海軍基地の目の前に潜伏し、出撃した直後の敵艦船を攻撃、撃沈することも可能です。

 それでは、前回表に出てこなかった兵器を解説します。と、いっても沢山あるので、今回は陸上兵器を中心にしたいと思います。

  • 偵察車
     この兵器は既に説明が必要ないかもしれませんが、このゲームでは原則的に索敵範囲内に捕らえていない敵は攻撃できません。ですので、敵を索敵範囲に捕らえるためには索敵範囲の広い兵器を使用するのが効果的です。偵察車は攻撃能力に乏しいものの、索敵範囲は戦闘用兵器の倍近い範囲となっており、戦場では欠かせない兵器といえます。敵を発見することで敵の移動方向なども視認できるため、戦略を立てやすくなります。
     大量に生産する必要はありませんが、進軍ルートに合わせて1部隊は追従させると良いでしょう。


    偵察用部隊なし

    偵察用部隊あり


  • 補給車
     この兵器は味方部隊に燃料、弾薬を補給させるための兵器です。補給可能な建物で良いんじゃないの?と思われがちですが、都合よく建物があるとは限りませんし、補給線が構築されていない場合もあります。更にその建物が前線から遠い場合は、補給行動にかなりの時間を取られます。その点移動可能な補給車は、常に前線部隊に追従できるため、無駄な時間を使わずに補給を行うことが出来ます。もっとも効果の高いと思われる例を挙げると、変形することで攻撃が可能になる、「対空ミサイル車両」や「対地ミサイル車両」との組み合わせです。建物を使用してこれらの兵器に補給を行うとなると、

    例1)陣地形態から車両形態へ変形→補給可能な建物へ移動→建物へ収容→補給を受ける→前線へ戻る→車両形態から陣地形態へ変形。

    これだけの行動が必要になりますが、補給車を使用すると、
     

    例2)補給車を隣接させる→補給車から補給物資を受け取る、もしくは補給車が補給物資を渡す。
     

    これだけで済みます。陣地形態を解く必要も、移動する必要もないため、補給車を使用すれば、効率よく攻撃を継続することが出来ます。

  • 工作部隊
     この兵器は建物の修復・補強や道路の施設、仮設橋の設置などの工作作業を主として行動します。一見するとあまり役に立たない兵器に見えますが、使い方次第で戦場に大きな変化をもたらします。

    例1)道路の施設
     森や林の多いマップでは、陸上兵器は移動に時間がかかるため、進軍が遅くなってしまいます。そういう時は工作部隊で道路を施設しましょう。
     道路の施設された地形は、「平地」と同じように移動できるので、移動時間が大幅に短縮できます。さらに、道路の施設された地形には「VTOL」「ヘリ」が着陸できるため、これらの兵器の行動範囲をも広げることが出来ます。


    道路なしで進軍

    道路を施設して進軍

    例2)補給線の構築
     苦労して建物を占領しても、補給線が繋がっていなければ意味がありません。そういう時は工作部隊の出番です。既に構築されている補給線から道路を施設し、占領した建物へ繋ぎます。これで新たな補給線が構築され、占領した建物も機能します。また、予め道路が繋がっている建物もその道に沿って占領していく必要はありません。最優先で活用したい建物を占領し、そこに道路を繋げば良いのです。収入の少ない小都市は後回しにする、前線の基地を最優先で占領する、といった展開には工作部隊の活動が不可欠です。


    道なりに占領

    最短ルートで占領


    例3)仮設橋の設置
     戦場に河川が横たわっている場合、渡河の出来ない陸上兵器は、迂回せざるをえません。しかし、工作部隊で仮設橋を設置することで、河川を渡り対岸へと進軍する事が出来ます。河川の多いマップでは、仮設橋の架け方次第で戦況が大きく変化します。また、橋の上に敵陸上部隊がいる場合は、攻撃して排除するよりも、橋を壊した方が良い場合もあります。橋を壊した場合は、その上の陸上部隊は橋と共に河川の藻屑と消えるので、戦車などの硬い兵器が居座っている場合などは効果的です。壊れた橋は修復するか、再度架橋すれば良いのですから。


 ドンパチするだけが戦争ではないことをお伝えできたでしょうか。これらの兵器を活用することで、戦略の幅がぐっと広がります。自分で操作してみることで、今回ご紹介した以外にも新しい運用方法や、効果的な戦い方が見つかるかもしれません。
 次回は選択ルールについてご紹介したいと思います。

 そして突然ですが、対戦者募集掲示板と簡単な対戦用マップを公開致します。
 対戦者募集掲示板は、その名の通り対戦相手を募集するのにご使用下さい。対戦する際の時間帯や使用マップ、条件などを事前に決めておくと、円滑に対戦が行えます。ロビーサーバーの利用状況としては、平日昼間は少なく、休日前や休日中の20:00~24:00辺りに利用されることが多いようです。今後予定しているオフィシャル通信対戦会も、これらを踏まえて実施する予定です。
 対戦用マップは、終了までの目安を20分前後と短時間で決着がつく様に作成しています。この2つのマップは2人対戦用になっており、地形は同じですがそれぞれ「敵部隊の全滅:30」と「敵の損害額:30000」が設定されています。対人対戦の流れや雰囲気をつかむのにご利用下さい。マップエディタを使用して、調整を加えてからご使用頂いても構いません。

Battele_01a:敵部隊の全滅30
Battele_01b:敵の損害額30000

 マップのDownload

使用方法ダウンロード後、圧縮ファイル「Dscmap01.zip」を解凍し、作成された「map」フォルダを製品フォルダ内にコピーしてください。

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