2001年9月11日の米国同時多発テロ事件で世界中が騒然としているさなか、2001年11月に大戦略の新シリーズとして「現代大戦略2001~海外派兵への道~」が発売されました。あたかも事件を予見していたかのようなシナリオが14本。ずばり的中というようなシナリオが含まれていたわけではありませんが、それまで誰もが架空のシナリオと思われていたようなことが、いつ起こってもおかしくないという認識に変わったのは事実なのではないでしょうか?
「現代大戦略2002~有事法発動の時~」には、前年版を上回る20本ものシナリオを収録。ゲームシステムも大きく改良され、さらにリアルに、よりシミュレーション性が高まる内容に変貌しました。
有事発生のときに、日本は、そして世界はどういう状況に陥るのか? 自衛隊は充分に機能するのか?
大戦略シリーズにおいては、リアルファイトシーンについて試行錯誤を繰り返してきております。しかしながら、やはり兵器のシルエットをいちばん際立たせられるのは、真横からのグラフィックという結論に達しました。それはすなわち「大戦略VII」のリアルファイトがいちばん適しているということで、今回は「大戦略VII」のシステムを採用しました。
左右に対峙して攻撃し合うリアルファイトは、大戦略の原点を思い起こさせます。
現代大戦略2001のリアルファイト | 現代大戦略2002のリアルファイト(開発中のものです) |
2001年版のアンケートはがきに寄せられた意見から、想像以上に世界情勢や軍事関連の知識が知られていないということが分かりました。2002年版においては、さらにシナリオの解説を強化するとともに、兵器についての情報も、随所に記述するようにしました。
過去「大戦略VIインテグラル」の540種類、「現代大戦略2001」の580種類が最高でしたが、今回はさらに増えて600種類となります。
写真の入手さえ困難な最新兵器として、フランス軍の無人偵察機「フランスUAV」や、パキスタンと緊張の続くインド軍のコルベット(=ミサイル搭載艦を意味する)「スバドラ」などが登場します。
また、アラブ首長国連邦が購入した戦闘機「F-16 Block60」も珍しいところです。
米国から悪の枢軸呼ばわりされたイラクと北朝鮮の対地ミサイル「スカッドB」と「スカッドC」も新しく追加されます。
先日、墜落して大惨事となった戦闘機「Su-27」も、シリア軍の現行兵器として登場します。
さらには、2001年版に入ってないという一部のユーザーの方の要望にお応えして、イギリス軍の軽空母「オーシャン」も追加しました。
2001年版で賛否両論だった「生産」については、基本は「生産なし」の設定としますが、希望すれば「生産あり」も選択できるようになりました。さらには8ヶ国の陣営が1つのシナリオに登場することが可能になり、よりリアルなシミュレーションが可能となりました。
部隊数も1ヶ国あたり200部隊と、これも倍増しました。民間人はどの陣営にも属せず、「民間人移動フェーズ」を新たに設けました。
他にも、多数の改良を加えたゲームシステムは、まさに本家「大戦略」を凌ぐ内容となっております。
現代大戦略2002~有事法発動の時~
・Windows XP/Me/2000/98 日本語版
【本製品のWindows OS(8/7/Vista)への対応状況】 ・96MB以上のRAM(128MB以上を推奨) ・600MB以上のハードディスク空き容量 ・1024×768ドット、16ビットHigh Color以上の表示が可能な環境 ・CD-ROMドライブ(実行時を含む) ※DirectX8.1の動作可能な環境が必要です。 ©Systemsoft beta, Inc. |
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©Systemsoft beta, Inc. |