ダグアウト
2005/06/22

第2回

「"より戦略の難しさを楽しめるように"」
今回は、戦略プロ野球(以下:戦プロ)のキモ。
"より戦略の難しさを楽しめるように"
について語って行きたいと思います。
戦略なくして戦プロにあらず。
そんなことを呟いていた老兵がいたそうだ。
今、目の前にいますが……。
まぁそんなことはさておいて。
"より戦略の難しさを楽しめるように"とは、
どのようにしたんですか?
それは、"オーダーの固定機能"と"打順構築エディット機能"を追加したことだな。
打順の組み合わせも一つの戦略でR。
試合の勝敗は、打順の組み合わせに大きく関わっている。
現に、機能の一つの【VTR】では、終了した試合で再現することができる。
その試合の打順を変更しただけで、負け試合が勝ち試合になっていたりする場合がある。
打線は水物ですからね。
後は、打順の愛着ともあるな。
この選手は絶対7番だとか不動の4番だとか。
そういった選手に合った打順にすることによって、勝敗の行方を決する訳ですね。
そして、"より戦略の難しさを楽しめるように"の極めつけは、『殿堂モード』を実装したことだな。
ご存知、殿堂モードとは、公式戦で本塁打数などの記録を塗り替えると、そのシーズンのデータが丸ごと登録される。
しかし、殿堂に登録される為の記録は、普通にプレイしているだけでは、おそらく無理なんじゃないの的な記録もある。
普通にプレイしてもって、それはゲームとしてどうなんですか?
そこをなんとかするのが『戦略』なのでR。
勝つ為のローテションや打順のオーダー、そして試合展開によっての采配などを駆使しなければ、記録を塗り替えることはできない。
それが殿堂。それが記録。
ただ単に試合を見ているだけでは、ダーメダメ!ってことなのだよ。
ふ~~ん。
そうなんですか。
なんか、あまり伝わっていないみたいかな?
そんなことないですよ。
……。
なんですか、またその疑いの眼差しは!?
そうか、それじゃ殿堂の記録更新に挑戦して貰おうかな。
ほへっ?
どうもねー、伝わっていないような感じが否めないんだよ。
なんというか、ここは一つ、君の底上げも図るという訳も有って、殿堂の記録に挑戦して貰おうかなと思いついた訳で。
なんですか、そのそのクドクドとした説明は。
そして、記録を更新できたら、
とてつもなく素晴らしいものをあげようと計画しているのだが……。
頑張ります!
やらせて頂きます!!
どんとこいです!!!
……。
それで、どの記録を更新すれば宜しいでしょうか?
なんだってイイッすよ。
それじゃ、『勝利数』を更新してもらおうか。
『勝利数』ですね!
『勝利数』でもなんでもかかってこいやー!
やる気満々だな。
それじゃ、ルールの説明もしとこう。

ルールは以下の通りだ。
  • 公式戦の通常モードで挑む。
  • 担当するチームは1チームのみ。
  • 担当チームはどのチームでも構わない。
  • 自チームにしか指示を出してはいけない。
  • 先発ローテションは中3日までとする。
  • 選手能力を変えない。
以上。
ああそれと、この記録更新の作業は今度の土日の間までに終らせておくように。
土日の間に終らなかったら、トラウマが残るようなお仕置きするからな。
えっ!!
それじゃ。
ちょ、ちょい待ちーな!
次回、「戦略プロジェクト野球~初心者は挑戦者~ 前編」に続く
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