甲斐、武田家の当主。
強力でクセの強い家臣団をまとめ上げ、強力な軍勢として政と戦に采配を奮う大器の持ち主。
身に纏っている覇気と凛とした空気は、家臣達の尊崇を集めている。
しかし、表では気を張って皆を従える立場の彼女は実は病弱という一面があり、人知れず、彼女の全てを理解した上で支えてくれている協力者が存在する。
戦国時代の武将、甲斐の守護大名・戦国大名。甲斐武田家の当主。
甲斐の守護を代々務めた甲斐武田家の長男として生まれた。
先代・信虎期には国内統一が達成されており、信虎体制を継承して隣国・信濃に侵攻。
その過程で対立した越後の上杉謙信と川中島で長く争い(一説には6次にも及んだという)つつ信濃をほぼ平定、甲斐本国に加え信濃、駿河、西上野、遠江、三河と美濃の一部を領し、武田氏の領国を拡大した。
晩年、上洛の途上、進路上の三河との合戦中に病を発し信濃で病没した。
『甲陽軍鑑』に描かれる伝説的な人物像が広く浸透し、風林火山の軍旗を用い、甲斐の虎と呼ばれ、強大な武田軍を率いた上杉謙信の好敵手としてのイメージが形成された。
現在でも、全国的に高い知名度を持ち、人気を集めている戦国武将の一人。