ES海にあるC国のガス田は、N国側の資源をかすめ取ることにもなりかねず、N国政府はその開発・運用を中止するよう度々申し入れていました。
しかし、C国政府は抗議を無視し、本格的採掘を開始してしまいました。
これに対してN国政府は、資源エネルギー庁主導で試掘を実行、これまでにない迅速さでプラットホーム建設にも着手するという手段に出ます。
そんな中、C国の船が故意とも取れる状態でN国の船に衝突、これを沈没させて作業員の人命救助も放棄するという事件が起きます。
N国ではついに世論が沸騰、護衛艦による厳重な警備が開始されました。
地球温暖化の影響が、とりわけ大陸西部で深刻化していました。SP国はFR国と両国間の協定を無視して、PR山脈からの過剰な取水をしたことによって、FR国の下流域で大旱魃が起きる事態となっています。
FR国政府は、再三に渡ってSP国政府に取水制限を守るよう申し入れましたが、SP国側も同様に水不足が深刻化していたため、要求は無視され続けている状況です。これを受けてFR国政府は、この問題の解決をYUに提訴。
両国間の関係は、新たな緊張関係を迎えることとなってしまいました。
UZ国には、隣国AF国での武装勢力掃討作戦のために、A国軍が駐留していましたが、長引く駐留を嫌ったUZ国政府からの要請で、退去を開始。
しかし、UZ国に睨みを効かせる存在がいなくなった事で、A国軍退去直後、周辺国からの支援を受けたUZ国国内の反政府系過激勢力が武装蜂起。
国軍と激しく衝突したことから、ほどなく、民衆への被害が再度起きてしまいました。
国連は、この騒乱を放置すれば、第2のU国問題になると危惧。新常任理事国候補の、N国・D国・IN国に対して、治安出動を要請しました。
IQ国の自由作戦は、北部地域をTU国方面から南進する作戦と、南部地域をTW方面から北上する作戦の、二方面作戦が採られました。
現在、A国軍主力はTK市をほぼ制圧し、一路IQ国首都を目指しつつあるとA国政府は発表しています。
ただし、多くの部隊が、延びきった補給線をゲリラ的・散発的なIQ国軍からの襲撃から守るために、後方に釘付けになっているという情報も一部もたらされています。
こうした状況下、本来は補給任務・後方防衛任務を主としていたはずのN国防衛隊が、各地でIQ国軍と正面対峙する事態が散発している模様です。
など全75本を収録!