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現代大戦略2008のススメ

『第4回 転戦のススメ』

 発売から約一ヶ月が経過した「現代大戦略2008」ですが、お楽しみ頂いているでしょうか。
 このコーナーでは、基本的なプレイ方法やちょっとしたテクニックを説明しながら、「現代大戦略2008」の魅力を紹介しちゃいます。第4回となる今回は、新要素が満載の転戦モードに関して紹介します。

◆「転戦モード」とは?

 さて、1月も後半となりさすがに正月が遠い昔のように感じられる昨今だが、如何お過ごしだろうか。本日紹介するのは「転戦モード」である。この「転戦モード」は日本やアメリカをはじめとした10ヶ国の中から任意の初期部隊を選択して、「現代大戦略シリーズ」の戦場に第三勢力として参加する事が出来るのだ。
 しかも、戦闘後に生き残った部隊を持ち越すことができ、同盟を組んだ陣営の生き残り部隊を迎え入れる事も可能なのである。数々の戦火をくぐり抜けてオリジナルの転戦部隊を編成していくという、1マップごとに決められた戦力で戦う「通常モード」とはまた異なった楽しみを味わえると言うわけだ。

 「転戦モード」自体は、前作「現代大戦略2007」から追加されたモードだが、今作「現代大戦略2008」ではゲームを面白くする様々な新要素が追加されているのである。
 今回は、それらを徹底的に紹介していこうと考えているのである。

◆初期部隊を決めるのだ!

 「転戦モード」を開始するうえでまずは初期部隊を選択する必要がある。様々な特徴を持った10ヶ国の中から任意の国を選択するのだ。
 初期部隊で手に入る兵器以外にも戦闘で生き残った同盟陣営の兵器を自軍に加えたり、戦果によって手に入るポイントを使って新たな兵器を購入したりすることもできるので、そこまで真剣に考える必要はない。
 単純に好きな国だからだとか、初期部隊の中に好きな兵器が含まれているからなどあまり悩まずに決めてしまうのがいいだろう。
 ちなみに、各国の特徴は以下の通りだ。

国名 特徴
日本  言わずと知れた僕らの日本。自衛隊が好きな方はどうぞ。初期部隊に含まれている「F-2」は対空、対地どちらも行うことができ使い勝手が良い。残念ながらイージス艦は含まれていないが、この初期部隊を選択する堅実派な司令官ならば、いつの日か、イージス艦を率いることも可能だろう。
アメリカ  初期部隊に空母が含まれており、コストパフォーマンスが良い。戦闘機や戦車も性能がよく、初期部隊に高水準の兵器が多く含まれている。「ペトリオット」で防御も万全のため、弱点が見当たらない。
ロシア  初期部隊に含まれている「Su-27」は空中格闘戦能力が高く、その能力はあの「F-15」を凌ぐといっても過言ではない。なによりも、制空権の獲得を重視する司令官にピッタリの初期部隊だ。強力な駆逐艦「ウダロイ」が初期部隊に含まれている点も見逃せない。
ドイツ  「レオパルド2」や「Pzh2000」など陸上兵器が豊富な初期部隊だ。攻撃ヘリが含まれていないのが難点だが、陸上兵器に関しては初期部隊ながら戦場で充分に通用する戦力を有しており、攻撃ヘリを加えればすぐに一線級の部隊へと変貌を遂げるだろう。ゲルマン魂を見せ付けてやるのだ!
フランス  どの兵器もバランスよく揃っている初期部隊だ。自分が伸ばしたい方向の兵器を取り入れれば、どんな方向へも対応していける柔軟さを持っている。
 しかし、その分特徴が薄いのが難点だ。その代わりといってはなんだが、初期部隊に含まれていないフランスの兵器を部隊に加えていくと、個性的な部隊ができ上がるぞ!
イギリス  ヘリ空母とその護衛役を任せられる駆逐艦が含まれている初期部隊だ。一部の地上地形に着陸を行える「ハリアー」が含まれているの大きなプラス要素だ。他の初期部隊では真似できない様々な作戦を行うことができる。トリッキーな戦い方を得意とする司令官にオススメだ。
中国  性能は低いが、コストパフォーマンスに優れている初期部隊だ。戦争は数だよ兄貴!という司令官にオススメだ。
韓国  海上戦力が揃っており、中々に侮れない初期部隊だ。実のところ、航空機の性能以外は日本の初期部隊に勝っていたりする。韓国やキムチが大好きな司令官にオススメだ。騙されたと思って使ってみると、以外と使いやすかったりするぞ!
北朝鮮  全初期部隊中で最低の性能の兵器が並んだ初期部隊だ。足りない性能は将軍様への忠誠心で補おう。揚陸艦としては破格の値段となる「偽装漁船」はファン感涙のアイテムだ!歩兵を乗せて日本を目指そう!
 もしも、護衛艦隊の目をかいくぐり上陸を果すことが出来たならば、そのマップで敗北したとしても悔いはないに違いない。
イスラエル  「メルカバⅡ」を含む使いやすい兵器が揃った初期部隊だ。どの初期部隊にするか迷ったら、とりあえずここかアメリカにすれば間違いないだろう。ただし、揚陸艦や輸送機などが無く、作戦の幅が狭い。自走砲がないのも大きなマイナスと言える。
 初期部隊の歩兵が「戦闘工兵」となっているのはイスラエルの初期部隊だけの特徴だが、これは一長一短だ。

◆出撃するマップを選択せよ!

 初期部隊が決まったら、初出撃するマップを選択するのだ。「通常モード」と同じマップの他、メニューの「ファイル」→「新規ゲーム」から「転戦モード」用のマップを選択する事が出来る。
 好きなマップで遊ぶのが一番だが、出来たてほやほやの新米転戦部隊を率いている指揮官は「激闘!!メガネ島」に出撃するのがオススメだ。「激闘!!メガネ島」でRED陣営と同盟を組むと、比較的楽に勝利できるうえ、マップの規模が小さく作戦目標も立てやすいので、少ない戦力でも充分に活躍する事ができる。
 腕に自信のある司令官は、初陣から高難度のマップに挑戦するのもありだ!

 上記の「RED陣営と同盟を組む」の記述でおや?と思った司令官諸君も多いと思うので、さっそく説明しよう!
 「転戦モード」ではそのマップに元から参戦している陣営と同盟を結ぶことによって戦場へ参戦するのである。
 同盟を結ぶ国は、自衛隊や北朝鮮等、敵味方に関わらずプレイヤーが自由に選択することができ、自衛隊や米国と共闘する正当な遊び方はもちろん、イラクと同盟を結び米国と敵対することもできるのだ!
 同盟を結んだ陣営の基地や施設は自軍のものと同様に扱うことができ、陸軍基地などの生産が行える建物地形には転戦部隊を配置することによって戦場に投入することができる。傷ついた自軍部隊を基地内に収容して補給や補充を受けることもできるぞ。
 ただし、建物からの収入は分けてくれないので注意するのだ。

◆転戦部隊戦わば。

 「転戦モード」では、マップ開始時に自分で指示を出せる部隊が存在しない。手持ちの転戦部隊の中から任意の部隊を選んで、戦場へと投入するのだ!
 ただし、各マップには軍資金が設定されておりその金額を超えて部隊を投入することはできない考えて部隊配置を行わないとすぐに手詰まりになってしまう。特に歩兵部隊の配置は最重要である!
 部隊を配置したあとの戦闘に関しては、「通常モード」と変わらない。前回、前々回のこのコーナーで学んだ知識で敵部隊を殲滅するのだ!

◆勝利の先には。

 見こと勝利を手にする事ができたならば、前作と同様同盟陣営の部隊を自軍の部隊に加えることができる。しかし、今作の「転戦モード」ではそれだけに留まらないのである!!
 そのマップでの自軍部隊の戦果をリスト形式で表示し、その戦果によってポイントを獲得できるのである!!
 このポイントがなんに使われるか気になる司令官諸君も多いかと思うがそれはもちろん秘密なのである!

 秘密とは言ってみたものの、こっそりここを読んでいる賢明な指揮官諸君にだけ教えることにしよう。
 なんと、今回は戦場で稼いだポイントによって新しい兵器を購入して自軍部隊に加えることができるのだ!
 戦場で活躍すればするほど早い段階で強力な部隊を編成する事ができるのである。同盟陣営にまかせっきりでは戦闘後に貰えるポイントが少なくなってしまうので、勝利するだけでなくうまく部隊を活躍させることも重要なのだ!

 さて、新たに兵器購入の要素が入って様々なオリジナル部隊を編成できるようになった今回の「転戦モード」であるが、逆に兵器が多すぎてどれを購入すればよいか解らないという司令官諸君もいるかと思う。
 そこで、次回は大戦略で活躍させやすい強力な兵器や使いやすい兵器などを紹介するのである。
 それでは、次回「兵器紹介のススメ」を乞うご期待!!

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