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本作では、1年が春・夏・秋・冬を上旬・下旬に分けた8つの「ターン」で構成されており、各ターンはさらに7つの「フェイズ」(『更新』『計画』『内政』『外交』『軍備』『戦略』『合戦』)から成り立っています。
プレイヤーは、フェイズごとに「治水開墾」や「武将への俸禄」、「使者の派遣」、「城の普請」、「出陣」といった各種コマンド(命令)を実行してゲームを進めていきます。フェイズが一巡すると1ターンが終了して、8ターンが経つと1年が過ぎる…というようにゲーム上の時間は経過していき、このサイクルを繰り返して天下統一を成し遂げます。
プレイヤーの操作が終わると、コンピュータが操作する他大名家が行動をおこないます。他大名家は独自の思考パターンを持っており、その思考に基づいた行動が積み重なることにより、あたかも現実の歴史をシミュレートするような状況が展開されます。
更新フェイズでは、大名家の収支や国力アップなどの計算、武将の登場、各種のイベント処理がおこなわれます。このフェイズでは、仕官を申し出てきた武将を登用するかどうかや、本作からの新要素として、生まれてきた女児を姫として育てるか武将として育てるか決めることもできます。
- 更新フェイズでは武将が仕官を申し出てくることがある。時には有名な武将が仕官を申し出てくることも。
- 女児の育成方針はここでしか決められない。将来のことをよく考えて決定しよう。
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計画フェイズは1年(8ターン)に一度(冬上旬)だけ訪れるフェイズで、人事・軍事・政治すべてに関する年間を通した国の方針を決定することができます。
- 今回新たに加わった「兵練」コマンドと「船舶の運用」コマンドでは、野戦と海戦における各陣形で配置する部隊の兵科(槍、弓、騎馬、鉄砲)を決定することができる。(なお、鉄砲は伝来するまで使用することができない。)また、各部隊にはそれに応じた年間費用が必要となってくる。
- 野戦や海戦では武将を配置する際にこのコマンドで決定した兵科が適用される。つまり、槍隊と設定された場所に武将を配置した場合は、その武将は槍隊として出陣することになる。
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内政フェイズでは、領国内の経済基盤を整備したり、大名家の人事に関する指示を出したりすることができます。
- 武将へ俸禄を与えることによって忠誠心がアップする。ただし、俸禄を与えすぎると領国の経営に支障をきたす恐れもある。
- 臨時徴税は年に1度までなら問題ないが、何度もおこなうと住民感情が下がり、城下町レベルや治安も悪化、石高の自然増加も少なくなってしまうので注意しよう。
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外交フェイズでは、「大名」「豪族」「本願寺」「朝廷」「幕府」に使者を派遣することで、外交関係を調整することができます。
- 外交では、姫を他大名家に嫁がせることで外交関係を良くすることができる。また、時には和睦の条件として相手が姫との婚姻を条件に出してくることがある。
- 朝廷に使者を派遣すれば、時として官職を得られることがある。地道に続けて朝廷に貢献していれば、「武家貴族」となり関白の職を得ることも可能となる。
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軍備フェイズでは、武将の兵士や装備を整備したり、城の強化をおこなったりすることができます。
- 城普請では、対象となる城の城郭レベルを上げることができる。どんどんおこなって難攻不落の城を築こう。
- 寄親・寄騎を決めることもできる。寄親の武将は寄騎武将の能力に応じて自らの能力を高めることができる。寄騎武将は、各種コマンドの実行武将にはなれないが寄親と同じペースで能力を上げることができる。このシステムを上手に使おう。
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戦略フェイズでは、各種の破壊工作や情報戦を指示したり、出陣したりすることができます。
- 計略では、城郭レベルを下げたり兵糧を下げたりすることができる。戦をする上では、こういった下準備は大切。ただし、失敗することもあるので、なるべく知謀の高い武将に実行させよう。
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合戦フェイズでは、戦略フェイズで出陣することになった武将たちが実際に攻め込み、野戦や攻城戦が発生するフェイズです。
ここでは、合戦フェイズでの流れを紹介します。
- まずは計画フェイズの「兵練」コマンドや軍備フェイズの「兵の募集」「城の普請」などで来るべき合戦に備える。
- 軍備フェイズにて、出陣の設定。総大将や出陣武将を選ぶ必要がある
- 合戦フェイズに突入。合戦が起きた場所は全国マップでは光、国内マップでは燃えるエフェクトが発生するため、一目で確認することができる。
- 「鶴翼」「魚鱗」など様々な陣形の中からひとつを選択し、野戦を開始。
- 武将ごとに指示を出して相手に攻め込む
- 各兵科には移動力や攻撃範囲がそれぞれ設定されている
- 槍隊や騎馬隊は攻撃を受けると反撃をする
- 決着がつかない場合、一騎討ちにもつれこむことも
- 一騎討ちは「斬」「突」「断」のカードを出し合うことでおこなわれる。勝利すれば、攻城戦にもちこめる。
- 攻城戦では、「強襲」による強行突破や「包囲」による兵糧攻め、「計略」など様々な戦略を駆使して規定ターンまでに落城させる必要がある。
- 付城をすれば敵の内政コマンドや軍備コマンドを封じることができる。ただし、付城は最初のターンにしか実行できない。また、実行後は1度退却することになる。
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