ダグアウト
2005/06/15

第1回

「『戦略プロ野球2005』が目指す野球シミュレーションゲームのありかた、とは」
でっかい、お久しぶり(?)です。
いつまでも初心者の心を忘れない
しろうと>です。
久しぶりでR。
我輩が、野球のためなら死んでも良い!と思ったり思わなかったりの<ひあがり>でR。
……。
どうしたでR?
何故、犬の格好なんですか?
ブゥッワキャッローッ!!!
何年、私の下で丁稚奉公している。
心は孤高のハウンドドッグ・ひあがりとは俺のことだと知らねーのかい!?
残念ながら、知りませんでした。
・・・
はいはい。
そんなことはさておいて、さっそく野球の話でもしやさんせ。
やっぱり、もうちょっとワイルドかつダンディで漢の血潮を感じさせるキャラの方が良かったか?
例えば、前田……ブツブツ……。
なにブツクサ呟いているんですか。
さてさて、記念すべき第一回目の今回は製品概要にて高々と宣言した『戦略プロ野球2005』が目指す、野球シミュレーションゲームのありかたについて語っていきたいと思います。
よし。
それじゃ、あとは頼んだよ、しろうと君。
ちょい待ち。
どこへ行くんですか?
野暮なことは訊くなよ、ボ~イ。
全然、野暮なことじゃないでしょう。
一応、貴方がここの責任者なんだから、初っ端からそれを放棄しないでくださいよ。
ふい~最近の若者は、何もかも他人任せの風任せで……
年長者を気遣う精神は何処へやら。
ゴッホン。話を進めますよ。
今作の戦略プロ野球2005(以下:戦プロ)は、サブタイトルにもなっています『改革元年』をテーマにして、様々な改革を断行したんですよね。
うむ。
どんな風に改革を行なったんですか?
……。
なんですか?
しろうと君。
君も、一応、開発に携わっていたのに、ご存知無いのか!?
いやいや、僕的にはある程度は把握しているんですけど、ほら、皆々様にもう一度、改めて詳しい説明を。
本当?
それで、どんな風に改革を行なったんですか?
うむ。
製品概要の方でも語っているが、

"より野球の雰囲気を味わえるように"
"より野球の臨場感を感じられるように"
そして
"より戦略の難しさを楽しめるように"

を目指して、今作の戦プロの開発を行なったのでR。
それじゃ、先ずは

"より野球の雰囲気を味わえるように"
"より野球の臨場感を感じられるように"

とは、どのようにしたんですか。
1に挙げるとするならば、視点を『バックネット視点』に変更したことだな。
バックネット視点に変更したことによって、球場に奥行きを持たせて、まるでバックネット席でじかに観戦をしているかのような雰囲気を出すようにしたのでR。

戦略プロ野球2004

戦略プロ野球2005
なるほど。
確かに、前の戦プロは天井見下ろし視点だったから、なんか箱庭野球という感じでしたよね。
それに気づいていないと思うが、奥にいる選手のサイズを縮小しているので、ちゃんと遠近感を演出しているのでRX[アールエックス]
打者 内野手 外野手
ご心配なく、気づいておりました。
というか、そろそろ意味不明な語尾を言うのは止めてください。
そういえば。
変えたといえば、戦プロのキャラクターもガラリと変えましたよね。
なぜキャラクターも変えたのです?
それは、君の要望だっただろう?
あれ、そうでしたっけ?
(コンニャロウ~)
まぁ、球場の視点を変更したからというのが理由の一つだな。
奥行きを持たせることによって、遠くにいるキャラクターのサイズを変更しなければいけなくなった。
それで、前のキャラクターのサイズのままだと少々問題が発生するので、ここはいっそのこと、新視点に適したキャラクターにしようとした訳だ。
ああ、そうでしたね。
……。
なるほど、そんな風にして雰囲気と臨場感を……。
おっととと、それだけじゃないぜ、ボ~イ。
え、まだあるんですか?
ロッテのホーム用3種類ユニホームとか、阪神や横浜の交流戦用ユニホームとかもバッチリ対応しているじゃないか。
そして、今回、何があっても採用した『OPS』だな。
今、巷で注目を浴びている成績項目ですよね。
なんでも、そのOPSが1(10割)を超えていれば一流の打者だとかなんだとか。
おっ、君にしては良くお勉強しているじゃないか。
感心感心。
ええ、さっきネットで調べましたから。
さっきかよ!
あと、今作からオリジナルチームを作成することができるようになりましたよね。
うむ。
それに伴って、メガホンやジェット風船なども自分好みの色に設定できるようにしたのも。
そういった大きなことや小さなことが合わさって、雰囲気と臨場感を生み出している訳ですね。
そう雰囲気と臨場感……言うならば『野球の風』を感じられるゲームに仕上がったと。
さて、次は
"より戦略の難しさを楽しめるように"
なんですけど……。
ピン~ポ~ンパ~ンポ~ン・・・
あっ、終業のベルが鳴りましたね。
本日は、これでお終いですね。
おいおい、話はまだ終わってないぞ!!
すみません。
これからコレと飲みに行く約束をしていますので。
今日はこれで勘弁してください。
よし、それなら我輩も付き合おう。
それも勘弁してください。
次回、「"より戦略の難しさを楽しめるように"」に続く
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