後北条家の三代目当主。 北条家を戦国大名へと発展させたことで知られている。 16歳の時に初陣を飾り、上杉朝興と戦いこれに大勝した。 天文4年(1535年)8月の甲斐山中合戦、天文6年(1537年)7月の河越城攻略などに出陣して戦功を重ね、天文7年(1538年)の第一次国府台の戦いでは、父と共に足利義明・里見連合軍と戦い、敵の総大将・足利義明を討ち取り勝利を収めている。 その他、武田氏・今川氏との間に甲相駿三国同盟を結ぶなど政治的手腕も発揮し、世に相模の虎(または獅子)と謳われる。