「大戦略パーフェクト」を象徴する特徴の一つが、この「選択式ルール」です。
「大戦略」のゲームに関する約50種類のルールを全て変更することが可能です。これにより自分好みのルールで遊ぶことができます。
例えば、通常は遠方の敵は見えないルールになっていますが、ルールを変更すると敵が全て見えるようになったり、誤射(遠距離攻撃での目標以外への着弾)を「有り」とするか「無し」とするかなど、ルールを細かく設定して遊ぶことができます。
一般的にシミュレーションゲームはルールが固定されていることが常識です。そうしないとコンピュータのAIが対応できないからです。しかし本作では、高速CPU によるAIの強化と長年のノウハウの蓄積により、その常識を覆すことができました!
「大戦略パーフェクト」のもう一つの特徴が豊富なエディタ機能です。
エディタ機能とは、シナリオを考えマップを製作したり、敵味方の兵器の生産タイプを設定したり、想像上の兵器を製作したりと言った、戦略SLGを簡単に作成する機能です。 この機能によって、あなたの理想の戦場を描くことができます。
ユーザーがオリジナルのマップデータを作成するためのツールがマップエディタです。
マップエディタでは、オリジナルのマップデータ作成だけではなく、既存のマップデータに変更を加えて楽しむこともできます。
この機能によってマップ上に好きな地形や建物を配置し、名称や勝利条件を設定したり、指定した陣営の部隊や増援部隊を配置したり、戦場に同盟や協定の境界線を引いたり、地雷や機雷の設置ができます。
基本的に製品に収録されているマップとほぼ同等の設定をすることが可能です。機能を駆使して生み出される戦場は無限の広がりを見せます。
ユーザーがオリジナルの兵器データを作成するためのツールが兵器エディタです。
このゲームには航空自衛隊の戦闘機「F-2」やアメリカの戦闘機「F-22A」など約600種類の兵器が登場しますが、兵器エディタを用いれば、既存のディフォルト兵器の武器パラメーター・グラフィックなど約50か所の項目に変更を加えてユーザー定義の兵器を作成することが可能です。
兵器エディタを駆使すれば貧弱な兵器を最強にしたり、空飛ぶ戦車を作ったりオリジナルの兵器を作り出し、戦場を駆け抜けることができます!
ユーザーがオリジナルの生産タイプ(最大100種類)を作成するためのツールが生産タイプエディタです。
製品に収録されている陣営は、現実の各国の軍隊の編成に近いように設定してありますが、このエディタを使うことで、自分好みの兵器を集めて、オリジナルの陣営を作り出すことが可能です。
オリジナルの陣営を作成するだけでなく、既存の生産タイプをカスタマイズすることも可能。例えば、日本の生産タイプでは空母を生産することはできませんが、このエディタでカスタマイズすることで日本が空母を生産できるようになります。
生産タイプエディタはオリジナルの兵器を作成できる兵器エディタと組み合わせることで、より様々なシチュエーションの戦場を演出することができます!
コンピュータが担当する陣営について、あらかじめ生産する陸・海・空の部隊の比率を設定しておくためのツールが部隊比率エディタです。
陸・海・空の部隊比率は、全体で100になるように設定し、編集した内容を最大20種類登録しておくことができます。
例えば、マップエディタで作成した山岳多めのオリジナルマップでは、コンピュータ陣営の生産比率を「空」部隊寄りにすることで、マップの状況に適した効率的な生産を行ってくるようになるため、より歯ごたえのあるプレイが楽しめます。
マイ部隊はオリジナルの編制部隊を使用して遊ぶことができる機能のことです。
マイ部隊はマップをクリアして生き残った部隊をオリジナル編制の部隊として登録できます。
マイ部隊には部隊マークと編成部隊の名称を付けることができ、ユーザーの好きな部隊名で戦うことができます。この部隊をマイ部隊といい、戦闘を繰り返し生き残ることで成長していきます。
好きな兵器を育て、コレクションすることができます。これらの部隊はマップをクリアした際に経験値を引継ぎ、次のマップで他の同名兵器よりも強い状態で登場させることができます。
兵器や大戦略に詳しくない初心者の方のために兵器を厳選し、ルールを簡略化した「シンプルモード」を搭載。 複雑なルールや生産する兵器を気にすることなくプレイすることができます。
さらに初めての方でマップで何をすればよいのか分からないという方のために、フルボイスによる「チュートリアルモード」を搭載。
「移動」や「占領」など項目ごとに分かれているマップをクリアしていくことで大戦略の基本動作が身についていきます。
本作には、世界各国の軍隊を網羅した22カ国もの生産タイプと約600種類もの兵器が登場し、最大8カ国による白熱した戦いが繰り広げられます。
最新鋭機から往年の名機までツボを押さえたラインナップとなっています。そして全ての兵器が精巧な3Dモデルで表現されています。