攻略第二十回

 今回の攻略は「成層圏1946」です。

 このシナリオは作戦期間が488~495ターンと7ターンしかありません。
 勝利条件は作戦終了時に64個の根拠地を占領していることです。
 逆に20個以上の重要根拠地を占領されるか、または勝利に必要な根拠地数に達しなかった場合は敗北となります。

【日本本土周囲の戦力確認】

 このシナリオは、史実では終戦となった1945年を超えても日米が戦っています。
 そのため日本では富嶽が完成しており、日本国内に配備されています。
 日本国外には戦闘機疾風や重爆撃機キ74が主力として配備されています。
 日本本土に一番近い父島や硫黄島にはアメリカ軍の攻撃機A-26インベーダーや戦闘機P-51が主力配備されています。
 中国方面の重慶には中国軍のP-51やA26が大量に配備されています。
 このように日本軍と同じくアメリカ軍を中心とした連合軍も戦闘機や重爆撃機の開発が進んでいるため、数的に不利な戦闘になった場合は負ける可能性が高くなります。


四式戦闘機 疾風

重爆撃機 キ74

重爆撃機 富嶽

戦闘機 P-51

軽爆撃機 A-26
【攻める根拠地】

 日本と連合軍ともに最新兵器が配備されれいるため、迂闊に敵根拠地に攻め入るわけにはいきませんが、攻めないことには勝利することはできません。

 日本軍の根拠地から一番近い根拠地を調べていくと、父島と硫黄島、コレヒドール、重慶の四つの根拠地に航空戦力が配備されていますが戦力がまとまっている自軍根拠地に近いため攻めやすいのが分かります。
 父島と硫黄島には航空機が多く配備されていますが、一度に迎撃に出る機体数が少ないので多くの航空戦力で空襲を行ってから占領すれば、両島とも占領できます。
 この時、父島と硫黄島の両方を同時に攻めないと、片方を占領しようとした際にもう片方から空襲を受けてしまいます。
 両島の空襲には国内に配備されている「富嶽」を投入すると飛距離も爆撃力もあるので十分な効果が得られます。


【攻め方の選択】

 このシナリオでは攻める根拠地によって、投入する戦力を選択する必要があります。
 例えば中国方面には戦闘機疾風と重爆撃機飛龍が配備されていますが、「富嶽」は日本国内のみです。
 中国を攻める際には台湾の航空戦力を桂林に移動させるなどして、戦力を輸送して増強させる必要があります。
 次に父島と硫黄島を攻める場合は富嶽に戦闘機の護衛をつけて爆撃を行った後に上陸戦を行うやり方になります。


まとめ

 父島と硫黄島、または重慶などの中国方面のどちらが攻めやすいかはプレイ次第ですが、富嶽を大量に生産して、国内から直に発進して攻撃できる分、父島と硫黄島の方が攻めるにあたって有利になることが多くなります。
 これにより中国方面の根拠地は作戦期間中は周囲から戦力を集めて防御戦に徹し、その間に父島と硫黄島の攻略に回るやり方が一番安全です。

 このように、父島と硫黄島を攻略するやり方が一番簡単な方法ですが、慣れた方は重慶を攻略されてみてはいかがでしょうか?

 次回の攻略は「大和、沖縄に出撃す」です。