攻略第十九回

 今回の攻略は「幻想の大東亜共栄圏」です。

「開始直後の状況を確認」

 まず、始めに勝利条件根拠地数と制限ターンの確認を行います。
 制限ターンは42ターンから161ターンまでとなっています。
 勝利の条件は作戦終了時に132個の根拠地を占領していることです。
 開始直後に日本軍が手に入れている根拠地数は計80個なので、119ターンの間に52個の根拠地を手入れなければなりません。


 このシナリオでは、開始直後にマレー方面を既に占領している状況で始まります。
 優位な状況で開始されますが、勝利の条件である根拠地数が132個に達するには、ほぼ全ての根拠地を占領する必要があります。具体的には、図中の黄色い枠の中にある根拠地全てを占領すると、目標の数に達することができます。緑色の内側が開始時点で日本軍が占領している根拠地です。


「どの方面から攻めるかきめる」

 まず、最初に集中的に攻撃する方面を決めます。
 敵の根拠地詳細を調べると、中国が一番航空戦力が少なく、戦闘部隊も少ない状態です。


 根拠地への爆撃で戦闘部隊を減らしたら、一気に占領していきましょう。
 中国の攻略があと少しというところまで来たら、次はイギリス軍根拠地攻略に力を入れていきましょう。


 また、イギリスと戦っている間に、アメリカ軍根拠地があるニューギニア方面とオーストラリアも占領していきます。


 これらの根拠地を占領すれば、アメリカ軍の攻撃も少なくなります。アメリカ軍の攻撃が少なくなっている間にイギリス軍根拠地を全て占領しましょう。そして残るアメリカ軍根拠地を占領します。

「定期輸送の設定」

 このシナリオでは開始時点で石油資源があるボルネオ島を手に入れています。資源を工場で物資に変え、航空機工場や造船所へ送りましょう。特にさまざまな物資に必要な鉄や原油は必ず定期輸送するようにしましょう。物資輸送の設定を終えたら、シンガポール、サンジャック、台湾、マニラ、トラック、クェゼリンなどの重要拠点に対し、艦隊輸送と陸上輸送で戦力を送りましょう。

 常に前線の戦力を補充するようにし、アメリカとイギリスの攻撃に備えるようにしましょう。
 この時、アメリカやイギリスの艦船による攻撃を受けることがあるので、輸送部隊には護衛艦をつけるようにしましょう。


「戦力の強化」

 開始直後から日本軍は広い地域を占領しています。敵の重要な拠点にもっとも近い日本軍根拠地では常に他国との戦闘が繰り広げられます。これらの戦力維持と戦線拡大には大きな戦力が必要ですが、艦船を建造しても完成するまで時間が掛かってしまいます。特に戦艦や空母は時間がかかるので、一度建造を指定した後は航空機を生産して、現在の戦力を強化していくことが攻略への近道となります。


 このシナリオでは空母が主戦力の「南雲艦隊」がいます。この艦隊に艦載機や護衛艦などを編成にいれ、強化していきましょう。
 艦隊の規模が大きくなると、停泊出来る根拠地が少なくなりますが、油槽艦を含めることで補うことが出来ます。

 また、台湾には隼、零戦などあわせて500機以上の航空機が配備されています。
 この航空機の一部をサンジャックやラバウルまで移動させて前線の戦力補充を行いましょう。
 その後は艦載機、油槽艦、索敵機を中心にした部隊を生産し「攻撃、補填、索敵、輸送」の一連の流れをつくりましょう。

まとめ

 このシナリオでは物資の生成、生産、輸送を的確に指示していけば「太平洋の嵐」などのように開戦から終戦までのシナリオをプレイする上で基本的な流れを掴むことができます。日本国内への資源輸送と前線への戦力輸送、的確に生産する兵器を選びましょう。

 次回は「成層圏1946」の攻略をご紹介します。