攻略第七回

 今回の攻略では第二次世界大戦の命運を分けた「科学技術開発」の紹介です。
 大戦中の世界各国では日進月歩の勢いで科学技術開発が行われていました。そのなかで様々な技術が開発され、レーダーなどの現代技術にもそれは活かされています。
 太平洋の嵐で開発可能な科学技術の数は日本軍とアメリカ軍で異なります。今回は日本軍でシナリオを開始した場合の科学技術を紹介します。


「科学技術の項目説明」
磁気魚雷艦船の雷撃力が上がります。
ⅤTヒューズ陸上部隊や艦船の対空攻撃力が上がります。
レーダー偵察と索敵可能な範囲半径が広がります。
人造石油札幌にある人造石油の生産量が上がります。
札幌の工場が爆撃され能力が下がると、この項目の数値も下がります。
シュノーケル潜水艦の潜行能力が向上します。
ソナー潜水艦に対する索敵能力が上がります。
核兵器日本軍は開発することは出来ません。
アメリカ軍の科学技術の数値が360に達するとB-29かB-36による核爆弾による攻撃があります。

 この科学技術開発画面では日米の科学技術の技術差が表示されており、数値差が開くほど日本軍は不利な状況に陥りやすくなります。
 この状況を少しでも打開するため、伸ばしたい科学技術の項目に追加ポイントを割り振ることで格差を補うことが出来ます。この時、割り振るポイントはシナリオ開始時のルール設定で1-3の範囲で決めることが出来ます。中級を選んだ場合は「2」となります。この数値を伸ばしたい科学技術の追加ポイントに割り振ると割り振った数値の分だけ、毎ターン科学技術の数値が伸びます。

 例えば開戦時に数値が「0」で日本がアメリカから一番遅れているVTヒューズの場合、追加ポイントに2を割り振り、ターンを進めることで53ターン目にアメリカの技術を追い越すことは出来ます。

 しかし、ここで注意しなければならないのは開戦時は割り振っている項目しか数値が上昇しないということです。さらに、アメリカは「人造石油」以外の科学技術が毎ターン1づつ上昇していくので、その他の技術が立ち遅れてしまいます。

 このようなことにならないよう、どの科学技術を上昇させるかはじっくり考えましょう。

 オススメの科学技術は「VTヒューズ」「レーダー」「人造石油」の3点です。VTヒューズは飛来する米軍機に対して必須ですし、人造石油は艦船や航空機の行動範囲を広げます。またレーダーの開発をすることで、敵の接近を未然に察知し、敵に備えることが出来ます。

 なお、序盤でご紹介したようにアメリカ軍の開発が360に達した時点で、日本の根拠地に核爆攻撃が行われてしまいます。核開発はアメリカ「ロスアラモス」で行われています。


【ロスアラモス】

 この状況を打開するためにはアメリカの「ロスアラモス」にある核研究所を攻撃して工場能力を低下させることで、核開発技術の数値が下がり核爆弾の投下もされなくなります。しかし、この研究所はアメリカ国内にあるため、それ相応の兵力を投入しないと、周辺基地の迎撃機よる攻撃で目的が達成できなくなります。ある程度開発を進めてから向かいましょう。

 次回はイベントについての紹介です。