TOPに戻る 大戦略 大東亜興亡史~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~

スペシャル

攻略のススメ

【攻略のススメ 第一回】

「まずはじめに」

 大東亜のキャンペーンは「作戦指示書」⇒「インターミッション」⇒「戦闘」⇒「マップクリア」⇒「次の作戦」という流れで進んでいきます。

 キャンペーンの各マップを始める前に「インターミッション画面」で「戦闘の準備」をしましょう。

「戦闘の準備」

 キャンペーンでは作戦開始前に「インターミッション画面」で編成や開発など(生産・進化改良・搭乗員搭乗など)を行うことができます。

 つまり、あらかじめ好きな兵器を開発や生産をしておくことで、マップを開始したときに好きな兵器を好きなタイミングで出すことができるようになります。

  • 【生産】
    インターミッションでは総軍資金を、戦場マップではマップ上の資金を使用して生産します。インターミッションでは生産にターンを必要としません。
  • 【兵器情報】
    「兵器情報」は大東亜の基本の1つで、兵器詳細や兵器経路図でどの兵器がどんな能力を持っているか、この兵器を進化改良を行ったらこの兵器になるなどという情報が分かります。

 これらの情報を調べることで、戦闘に役立つ兵器や欲しい兵器の情報を得ることができます。例えば、この兵器は耐久度は高いが移動力に欠ける。いっぽうこの兵器は耐久度は低いが移動力に優れるなど。

  • 【開発】
    インターミッションの「開発画面」では開発が行えます。ここでは戦場マップで「★」ランクになった兵器を進化または改良することで登録されます。

  • 【進化/改良】
    進化改良は戦闘を繰り返し経験値を積んだ兵器の錬度が「★」に達した兵器が行うことができます。

  • 【生産ライン登録】
    進化改良を行った兵器は開発リストに登録されます。開発リストに登録された兵器の登場年月日に達すると、生産ラインへの登録が可能になります。

 つまり、進化改良はランクを★まで上げると、いつでも可能。生産ラインへ登録するには、その兵器の登場年月日まで待たなければなりません。

  • 【搭乗員搭乗】
    兵器に搭乗員を登場させると、搭乗員の能力に応じた能力が付加されます。能力のなかには対戦闘機や対爆撃機能力など常時発動するものや、「主翼切り」のように特定の搭乗員が特定の機体に乗っていないと発動しないものまで様々です。これらの能力を兵器に付加させることで、戦闘を有利に運ぶことができます。

 インターミッションで【戦闘の準備】を行ったら、いよいよ戦場に繰り出します。

戦場のススメ

 戦場では基本的に敵根拠地の破壊または占領のほかに、敵を全滅させることで勝利となります。

 これらの勝利条件を満たすためには【索敵】⇒【兵器確認】⇒【移動】⇒【戦闘】の一連の操作をすることが基本となります。

  • 【索敵】
    常に敵の動きを観察していれば、得意な敵に攻撃を仕掛けることも、苦手な敵を避けて移動することも出来ます。索敵できる範囲は高度により変化します。たとえば低空の索敵範囲が5だとしても、地上の索敵範囲は2しかない場合もあります。

    ※図では、索敵範囲内は明るく、索敵範囲外は暗くなっています。

  • 【移動】
    敵の位置をつかんだら目的地まで移動します。この時、地上部隊であれば森などに移動した際に「隠蔽」(ステルスのような要素)が発動して、敵が隠蔽の有効範囲に入るまで気づかれることはありません。

 また、索敵外の敵にバッタリ出会ってしまった場合、遭遇戦が発生することがありますが、天候状態や対有効武器の有無によっては遭遇戦は発生せずに通過することも出来ます。

  • 【戦闘】
    戦闘では損害が大きくなることが多々あります。いかに自分が優位な状況で戦うようにするには、兵器の性能を知らなければなりません。


    • 相手の兵器にこちらの兵器がいる【高度】を攻撃可能な武器があるか。
    • 射程と弾数はどのくらいあるのか。
    • 【損害力】はどのくらいあるのか。
    • 【耐久力】はどのくらいあるのか。
    • 【疲労度】はどのくらいか。

 これらの情報をみて、相手に対して少しでも有利な兵器を使用するようにしましょう。攻撃、迎撃時に表示される「戦闘結果予測」を参考にしてください。

  • 【攻撃優先度】
    戦闘で使用する武器には優先度があります。甲乙丙丁の四段階があり、甲が一番高い優先順位となります。

 例えば、こちらが優先度乙の武器で攻撃した場合、甲対乙であれば、先に攻撃を受けて戦力が低下した状態で攻撃を仕掛けることになります。

  • 【疲労】
    戦闘を行うと、疲労度が蓄積します。疲労度が50に達した部隊は、自ら攻撃をしたり反撃が出来ません。強い兵器を倒す場合、2部隊以上で隣接して攻撃を繰返して疲労度を蓄積させるという方法もあります。少なくとも戦闘不能にすることで敵の脅威を減らすことが出来ます。

 例えば戦車に対して野砲で射程外から次々に撃てば、いずれその戦車は戦闘不能になります。このとき対「装甲硬」の武器で攻撃をすると、反撃をうけることがないので得られる効果が高くなります。

戦術のススメ

  • 【鹵獲】
    キャンペーンを進めると、戦闘で多くの部隊を失うことになります。部隊の補填は資金が多くかかるので、【鹵獲】をすることをオススメします。鹵獲は敵部隊が建物の中に収納されている状態で占領をした場合、その部隊を戦利品として持ち帰ることが出来ます。ただし鹵獲した部隊は生産や開発、進化改良が出来ません。一代限りの使い捨ての部隊ですが、能力が優れた兵器を使用し続けて錬度を上げていけば戦闘が有利になります。

    九七式中戦車チハ


    B-29


    800mm列車砲

 鹵獲する際はそれぞれの建物の中に入っている兵器と同じ高度の部隊を建物上に配置した上で行ないましょう。ゲームのルール上、中の部隊が外に出てこれなくなります。

  • 【設営】
    戦場マップでは簡易飛行場と塹壕を設営することができます。設営できる部隊は工作車両です。簡易飛行場の用途は航空機の補給拠点を前線に設けることで、地上部隊の支援や対航空機戦に役立てることが出来ます。

攻略のススメ

「盧溝橋事件」

 これまで戦闘、戦術と見てきたことを元に日本軍キャンペーンの一番最初のマップ「盧溝橋事件」の攻略法の一つを説明していきたいと思います。実際の盧溝橋事件では歩兵戦が主体でしたが、本作では飛行場を配置してあり、航空機の出番もあります。

「戦場に行く前の下準備」

 インターミッション画面で偵察機、爆撃機、戦闘機、を数機ずつ生産します。また、陸上兵器はお好みで大丈夫です。

「いざ出陣」

 マップ上には日本軍の下記の部隊が配置されています。

  • 九〇式艦上戦闘機一型x2
  • KB 1.5屯トラックx1
  • 日本軍・歩兵(甲)x2

 マップ上の搭乗員は、

  • 航空:平井下士、石本下士
  • 陸上:二木少尉、氏中尉、由田口中尉

 まず、最初のターンで行うことは、索敵です。
 敵の状況を知るためと、先制攻撃をするために、各ユニットを下図のように移動させましょう。
 その際、歩兵はトラックに搭乗させるのを忘れずに。


※図では、索敵範囲内は明るく、索敵範囲外は暗くなっています。

 2ターン目は、九〇艦戦を一機。敵軍の鉄橋と鉄橋の間あたりに移動。

 すると、下図のように敵歩兵が見えます。


 勝利条件は敵根拠地の占領でも、敵の全滅でもよいので、この場合敵の全滅を計ります。

 戦闘機や爆撃機などで歩兵を倒すとマップクリアで大勝利となります。

「攻略法2」

 次の攻略法ではトラックが役立つ「自走砲」になるプレイ方法を紹介します。

  • 【生産する兵器】
    インターミッションで下記の部隊を生産します。それぞれの部隊数は適宜で構いませんが、地上部隊を攻撃できる戦闘機と爆撃機は多い方が攻略しやすくなります。
    • 索敵機×1
    • 戦闘機×5
    • 爆撃機×5
    • 輸送機×1
    • 騎兵×6
    • トラック×3
    • 工作車×2

 上記部隊を生産したら、騎兵をトラックと輸送機に搭載します。

  • 【いざ出陣】
    1ターン目に初期配置の戦闘機と歩兵を乗せたトラックを全て敵の根拠地に向け前進。この時、自軍根拠地の一番近くにある中立中都市の1つ下までトラックを移動させます。

    この1ターン目の生産フェイズで輸送機×1、工作車×2を必ず配置してください。

    2ターン目で2台の工作車を敵の根拠地に向けて最大限前進します。次にトラックから歩兵を降ろします。配置した輸送機から騎兵2部隊を中立都市の下にいるトラックに搭載してください。このときトラックから歩兵を出した上で搭載する。騎兵搭載後、トラックを最短ルートで敵根拠地に向かわせます。

    戦闘機も敵の飛行場を目指して移動します。

    3ターン目に敵の飛行場の上に航空機を置きます。
    工作車両を更に前進させて簡易飛行場を1つ設営します。もう1つの工作車は更に前進します。

    このとき、敵の歩兵に遭遇しないように注意してください。

    トラックの部隊も全て移動します。

    4ターン目に中国軍の上段にある鉄橋前(X:003.Y011)にトラックを移動。騎兵を敵根拠地と敵飛行場にに移動させ占領開始。飛行場の上にいる航空機は仮設飛行場に向け移動させます。

    4ターン目の状態で、既に建物の外にいる敵部隊は歩兵2部隊のみとなります。あとは、歩兵を積んだトラックを移動させて錬度を上げ、歩兵はマップ上の建物を占領していきます。

 トラックと歩兵を錬度「★」まで上げて、敵の歩兵を全て倒せばクリアとなります。

海戦のススメ

「ミッドウェー海戦」

 次に海戦のマップを紹介。
 このマップは広い海が戦場になるので、艦載機と空母、艦船が必要になります。このマップの前マップ「鹿児島湾演習」で艦載機の錬度を上げていると、さらに有利に進めることが出来ます。さらに、マップが2枚あり、占領して勝利するには2枚目のマップに移動する必要があります。

  • 【生産する兵器】
    インターミッションで生産する兵器は艦上戦闘機、艦上攻撃機、艦上爆撃機、小型水上偵察機のほかに、空母などの艦船や上陸用の「大発動艇」と輸送艦も生産します。さらに空挺部隊があれば、偵察機と輸送機も生産しましょう。このとき艦上攻撃機は搭載武器を魚雷に変更してください。艦上攻撃機は「九七艦攻」がオススメです。さらに海の地形では燃料が減らない水上機の特性を活かして水上戦闘機も生産しておきます。

「いざ出陣」

 マップを見てみると、一番左下が自軍根拠地で画面右側にミッドウェー島がありあります。


 今回は、根拠地からまっすぐミッドウェー島に向かいます。しかし、この海域には米空母艦隊が待ち構えています。十分索敵を行いながら艦隊をまとめて進軍しましょう。


※図では、索敵範囲内は明るく、索敵範囲外は暗くなっています。

 この移動の際には艦隊の前衛に水上索敵機、次に戦艦や重巡洋艦、次に空母、離れたところに輸送部隊を配置して進みましょう。輸送部隊の周囲にも索敵機を飛ばしておくことも忘れないでください。

  • 【戦闘】
    艦船に対しては九七艦攻の魚雷攻撃が有効です。
    さらに、戦艦であれば敵の艦船の射程外から攻撃が可能です。九七艦攻で攻撃した後は護衛のため、戦闘機を前進させてください。さらに水上戦闘機も置いて敵に艦船や艦上機が包囲されるのを防ぎます。

 そして、索敵しつつ敵の戦力を少づつ確実に減らしていき、そろそろ敵もいないようだというタイミングで、輸送機や輸送艦を含めた占領部隊などを連れて拡大マップに移動します。


 あとは、拡大マップで同様に戦闘を行い、空挺や上陸をして敵の根拠地を占領するとクリアとなります。


 このマップで大事なことは、水上索敵機を有効に使いながら、敵の艦隊を叩くということです。この時重要になる「敵の艦隊との戦闘でより被害を減らす」には、敵の空母部隊をいち早く発見し、空母に艦載機が収納されている状態の時に攻撃を加えて撃沈することです。そうすることにより、敵の航空戦力と海上戦力を一気に減らし、かつ自軍の航空戦力を有効に使用することが出来ます。

「まとめ」

 これまでの攻略法のなかにもあるように、索敵して敵より優位な部隊で攻撃することが基本となります。天候、射程、兵器特性などの情報を常に把握しながら戦闘を行えば攻略へ向け、一歩前進するので頑張ってください。今回紹介しました攻略法以外にも多くの方法があります。今回の方法で攻略できたかたも、できなかったかたも、じっくり攻略法を考えてみると、また違った楽しみ方ができると思います。


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