『大戦略　大東亜興亡史』シリーズは、かつて繰り広げられた大東亜戦争（太平洋戦争）の全貌を多数のマップ（シナリオ）で構成されたキャンペーンで再現し、当時の兵器を使用してクリアしていく、超大型ウォーシミュレーションゲームです。
　そのゲームシステムには大戦略をベースにすることで、第二次世界大戦のゲームファンのみならず、多くのシミュレーションゲームファンにご好評をいただいております。

　今作『大戦略　大東亜興亡史～トラ・トラ・トラ　ワレ奇襲ニ成功セリ～』[PS2/PSP]は、シリーズ最新作であるパソコン用ゲームソフト『大戦略　大東亜興亡史２～トラ・トラ・トラ　ワレ奇襲ニ成功セリ～』（2006年8月発売）を元に、プレイステーション２およびプレイステーション・ポータブル向けに新たに開発した製品です。

　『大戦略　大東亜興亡史～トラ・トラ・トラ　ワレ奇襲ニ成功セリ～』[PS2/PSP]では、大日本帝国とアメリカを中心とした連合軍が戦った「太平洋戦争」に加え、同盟国ドイツやイタリアが中心となった欧州方面での戦いを大日本帝国軍または連合軍として、当時の世界情勢に基づいた戦場マップを勝ち抜いていくことになります。

　各戦場マップでは最大5陣営の勢力が戦いを繰り広げ、部隊ごとに移動・戦闘・占領・輸送といった各種軍事行動を取っていき、マップの「勝利条件」を目指します。クリアした時の戦果によっては、シナリオが分岐することがあります。

　今作では、好評を博したパソコン版「大東亜興亡史２」のシステムを踏襲しつつ、「アメリカ軍キャンペーンのルート拡大」によりマップ数もシナリオ数もボリュームアップ！
　一層多彩に変化するキャンペーンシナリオを楽しむことが出来ます。

　さらに、兵器や地形を完全３Ｄ化した「戦闘アニメーション」では当時の戦闘を再現したリアルでド迫力な戦闘シーンをお楽しみいただけます。

　また「搭乗員への顔グラフィックの追加」による演出を行い、リアルファイトで表示されたり、搭乗員の成長と特殊能力も相まってキャラクター性を引き立てるなど、さらにお客様に満足いただける製品になっております。

太平洋の嵐と大東亜興亡史の違い

　本作と同じく太平洋戦争を舞台に戦闘を行う弊社製品に「太平洋の嵐」シリーズがあります。両製品ともに２次大戦を扱ったシミュレーションゲームですが、以下の点で異なる特徴があります。

• 【概略】
  「太平洋の嵐」
  　世界地図上の広大なスケールで『物資の運用』『陸上部隊や艦隊の運営』『兵器開発や生産』といった国家レベルでの戦いを楽しむ戦略シミュレーションゲーム。
  
  
  「大東亜興亡史」
  　「ミッドウェー海戦」、「硫黄島の戦い」といった局面の作戦を戦い、兵器や搭乗員を成長させることを中心として楽しむ概略家レベルの戦いを楽しむ戦略シミュレーションゲーム。
• 【ゲームの進め方】
  「太平洋の嵐」
  　広大な世界を舞台に、日本とアメリカ両陣営の立場で終戦までを戦い抜く。総プレイ時間は約30時間にも及ぶ壮大なスケールをプレイ。
  
  「大東亜興亡史」
  　史実にそった戦史戦からヨーロッパ侵攻を描いた仮想戦まで、各マップ約30分の戦闘を勝ち抜いていく。戦闘の結果によって多彩に分岐するキャンペーンシナリオをプレイ。
• 【登場する兵器数】
  「太平洋の嵐」
  　太平洋戦争を中心とした兵器が約３７０種類登場。
  
  「大東亜興亡史」
  　「太平洋の嵐」には登場しないイタリア軍やドイツ軍が参戦し、約１１５０種類もの兵器が登場。
• 【搭乗員の能力】
  「太平洋の嵐」
  　太平洋の嵐では搭乗員に特殊な能力はなく、搭乗員が教官になることにより、搭乗員が増えていく。
  
  「大東亜興亡史」
  　搭乗員は戦闘を行うことで成長し、階級が上がったり特殊能力が増えてたりしていく。特殊能力の中には「主翼切り」などユニークな技も存在する。搭乗員が搭乗している部隊は、戦場で特殊能力が使え戦闘が有利に進められる。