ジェネレーティングRPG
ティル・ナ・ノーグIV~紡がれし勇士達~
ティル・ナ・ノーグ。
それは全能の神の意思を受け、ダーナ神族が治めた常若の楽園。
光と闇の世界の狭間で、互いの交わりを打ち消さんがために存在する無数の国々。
かつて栄華を極めたダーナも長き年月を経て、その地位と力を失いかけていた。
ただ王家の者のみがかろうじて神性を引き継ぎ、各国を平穏に統治していた。
やがて、ダーナ達の衰退を知った闇の世界の者達は、ティル・ナ・ノーグを支配しようと、邪悪の影を送り込んできた。
忍び寄る闇の影に、多くのティル・ナ・ノーグは、もはや風前の灯火のようにも見えた。
王家の姫達は、残された最後の力で、光の世界に救援を求めたのである…。
「イベント、アイテムの大幅な増加」「臨場感溢れる戦闘シーン」「言葉を通じた仲間との新たな絆」
全てが進化した、新しいティル・ナ・ノーグの世界が広がります。
【イベントの増加によって更に広がるティル・ナ・ノーグの世界】
様々な冒険の世界の源となる「シナリオジェネレート機能」。
この機能で生み出される無限のシナリオに、前作“ティル・ナ・ノーグⅢ”ではイベントを加えることによって、厚みのあるシナリオを実現することが可能となりました。
そして今作ではシナリオにさらなる深みを持たせるため、その数を前作の4倍と増加し、個々の内容も強化した「総数300のイベント」を用意しました。
内容も充実したこれらのイベントがシナリオと複雑に絡み合い、ティル・ナ・ノーグの世界をより深く、より多彩に魅力的なものとしています。
【「膨大なアイテム数」と「新たな装備の概念」により進化した戦闘シーン】
武器や防具、魔法の巻物など、冒険で手に入る多数のアイテム。
どのようなアイテムがその世界に存在するかは、シナリオジェネレートにより千変万化します。今作では新たに約250のアイテムが追加され、シナリオも充実したものとなっています。
更に、キャラクターは2つの武器を装備することができ、それらを戦闘中に自由に持ち替えることが可能となっています。
これにより、敵に応じて有効な武器に持ち替えるという、新たな戦略性が生まれました。
また、1024×768へと表示サイズも大きくなり、視点の変更が行われた戦闘シーンなども一新され、視覚効果としてもシステムとしても、これまでのティル・ナ・ノーグの戦闘シーンを遥かに凌駕し、より戦略性のある臨場感溢れるものとなっています。
【キャラクター達の個性が確かに「そこに1つの世界が存在する」事を教えてくれる】
今作で新たな試みが随所に施された結果、プレイヤーのジェネレートする世界が、素晴らしい輝きを放ちます。
多くの場面で仲間は発言し、また、パーティーから別れた仲間とも、新しく加わった「伝書」によって連絡を取ることも可能となっています。
広く奥行きのある新しい戦闘画面内でキャラクターが動き回るだけでなく、時には仲間が助けを求めるなどの発言もあり、まさにそこで戦闘が行われているという臨場感があります。
仲間になるキャラクターは、新たに加わった種族を合わせ、約80種となっています。
ティル・ナ・ノーグに住み、プレイヤーと冒険を共にする数多くの仲間達。
彼らはその姿形が異なるだけではなく、種族によって装備できる武器が異なり、性格によって口調が変わり、戦闘中にとる行動もそれぞれ変わってくるなど、様々な形でその個性が現れるようになっています。
また、シナリオジェネレート時に前作IIIのセーブデータを読み込むことで、以前に冒険を共にした仲間と再び巡り合うことができるようになります。
経験値では表し様の無い、プレイヤーと個性的な仲間達の織り成す冒険が、確かにそこに1つの「世界」が存在する事を教えてくれます。
【テンキー、マウス、それぞれでの独立したフルオペレーションを実現】
“ティル・ナ・ノーグ”シリーズのシナリオジェネレート機能に次ぐ第2の特徴とも言える「テンキーのみでのフルオペレーション」に対応しています。
テンキー操作では、前作の操作系を更に改善すると共に、古くからのファンの方々の要望に多かった、シリーズの根本であるDos版“ティル・ナ・ノーグ”の操作系に近いものとなっています。
更に前作で取り入れられたマウス操作にも改良が加えられ、「マウスのみでのフルオペレーション」にも対応しました。
これら操作系の改良によりスムーズな操作性を実現した結果、プレイヤーが操作時の煩わしさから解放され、ティル・ナ・ノーグの世界をストレスの無い状態で堪能できるようになりました。