1621~1638年。江戸時代前期に勃発した天草の乱の総大将、通称天草四郎。肥後宇土で幼年期を過ごしてキリシタンとなり、のち天草へ移住する。領主の圧政に対する一揆が勃発すると総大将に推されて原城に籠城し、幕府方の板倉勝重を敗死させるなど、激しい抵抗を試みたが、兵糧・弾薬が底を尽き、陥落に際して討死した。