1519~1560年。駿河、遠江国を領した戦国大名今川氏親の子。先代氏輝没後の家督争いを制して当主となる。太原雪斎の補佐を得て三河・尾張へ勢力を拡大、今川氏の全盛期を築く。1554年、北条・武田・今川三国同盟を結んでのちに上洛を図り、1560年、上洛の途につくが、尾張国桶狭間で信長の奇襲を受けて討死した。