1540~1609年。北条氏の臣。1566年、謙信は勢力下の諸将を動員して北条氏の支城、下総国臼井城を攻め落としにかかった。臼井城は落城寸前まで追い詰められるが、千葉胤富の救援を得て反撃に転じ、謙信の攻撃を退ける。康郷はこの臼井城の攻防戦で軍功を挙げたという。北条氏滅亡後は、結城秀康に仕えた。