1499~1561年。上野国箕輪城主。伝説では六歌仙の一人、在原業平が祖という。上杉憲政に仕え、憲政が北条氏に追われたのちも上杉氏再興に尽力する。謙信が関東に進出すると謙信に属して北条、武田氏と戦う。剣豪の祖として塚原卜伝とともに名高い上泉信綱は、長野家十六人衆の一人として業正の許で武勇を馳せた。