1488~1565年。藤原氏の一流である伊知朝宗が源頼朝に伊達郡を与えられ、伊達氏を称した。伊達氏は室町時代には奥州随一の勢力になっていた。第14代当主稙宗は領国経営に手腕を発揮する一方、積極的な婚姻政策で周辺領主家に子女を入嗣して伊達氏の勢力への取り込みを図る。子実元の入嗣問題がこじれて天文の乱となった。