松波基宗庶子。幼少の頃仏門に入ったが還俗して、山崎屋の号で油商となる。1530年、美濃守護の土岐頼芸の家臣長井利安を殺害して跡を継ぎ、小守護代となる。1538年に守護代斎藤氏を継ぎ、1539年に稲葉山城主となった。1542年、土岐頼芸を追い美濃を掌握した。1556年、子の義龍と長良川で戦い、討死した。