主な登場人物
ひあがり(ひ):
最近「因果応報」と言う言葉が頭で何度も何度もリフレインされて仕方が無いらしい。早くも灰色の脳細胞が夏バテか?
シロウト(シ):
夏休みの宿題は最後までとっておく、のではなくて、宿題があったことを忘れてしまうタイプ。今日も元気に朝から餅を食べて来たらしい。
第4回「そもそもどんなチームになったのよ?」
ひ「先月末の更新から幾星霜。あっと言う間にアイスカフェオレ! だな」
シ「能書きは結構ですから、早く話しを始めましょうよ」
ひ「うむ、ではシロウト君。今度と言う今度こそは、レギュレーション(※前回のルール参照)に基づいたチームを作って来たのだろうね?」
シ「負かして、もとい、任せてください! 今度のチームは完璧です。
ただ、選手エディットが、何かと使いづらかったのが気になりました。もっとスマートに操作できるよう、設計してくださいよ」
ひ「毎度のことながら、他人を批判させたら人後に落ちんな、君は。
確かにエディット機能は使い易いとは言えないかもしれない。その点は肝に銘じておこう。
で? 君のν(ニュー)『筑前・アルファ』は?」
シ「これがそのν『筑前・アルファ』です!」
ひ「おお! ジャスト1,250ポイント! 約束事を失念させることに於いても人後に落ちぬ君が、キチンとルールを守って作って来るとは、大した進歩と言えるよ、いやマジで。」
シ「では、引き続いて、このチームの作成方針を大紹介しちゃいます!
ボクのチーム編成の方針はですね。
まぁ簡単に言えば、『野球漫画でよくありそうな選手』です。
打撃が凄くても、守備がからっきし駄目な選手。
打撃がてんで駄目でも、守備がファンタジックな選手。
打撃も守備も万能な選手やあいつが噂の左腕のエース、といった感じな選手達を作成しました。
ひあがりさん。そんなツマラそうな視線を投げかけないで下さいな。
確かに、個人の個性は薄くて弱くて面白みに欠けるかも知れません。
しかし、チリも積もれば山となる、1円を笑う者は1円に泣く、僕達は腐った林檎じゃないんだ! って言うじゃないですか。
欠点がある選手がいるなら、その欠点を補う選手がいる。
つまり、穴がありそうで穴がない。
バランスが取れているからこそ何気に強い。
強くなければ、試合には勝てない。
試合は勝った方が面白い。
そんな風にして、勝てるチームを目指していたら、こんな風になった訳です。
まぁ、プレーオフに進出できる3位を確実に目指せるチームですね。
ちなみに、選手の中で一番注目している選手は「春町」ですね。
遊撃は、守備の要です。
「オズの魔法使い」並みの活躍を期待しています。
そして、監督采配の方針では、「バント」に重点を置いています。
犠牲にしても進塁させて得点に繋げる。そういった、チャンスを広げてチャンスを確実にモノにする。
要所要所をガッチリ占めていく采配にしてあります。
本音:時間が無かったので、既存の伊原監督の監督采配をちょっとだけ変更したものです。
スローガンは、福岡明太監督の座右の銘を使用しています。
「成せばなる 成さねばならぬ 何事も」
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経緯(由来):最初、球団名は「福岡メンタイコ」という名で、福岡ダイエーホークスを元にオリジナルチームを作成していたのですが、「強い(人気)チームを無くすのは如何なものだろう」という。至極真っ当な意見(上からの圧力)により、元チームをオリックスブルーウェーブに変更されてしまいました。
(オリックスブルーウェーブに変更した理由→仕方なくでは無く、オリックスが好きな球団だったからです。)
そして「福岡」と名の付く球団が二つあるのは如何なものかと思い、球団名も変更と相成りました。
しかし、諸事情で「福岡」の名前を使いたかったので、昔の福岡地方の名称「筑前」を取り、あまけに省略名で「α」と一文字で表示された方が、特徴あってカッコイイと思い、球団名は現在の「筑前アルファ」となりました。
那珂 | 広いセンターを安心して任せられる筑前アルファのトップバッター。調子を落とさない限り、3割は狙える。 |
美野島 | バントテクニックはチーム1。守備も上手く、堅実という言葉が似合う選手。 |
博多 | 攻、走、守。3拍子揃っており、コンスタントに好成績を残せる万能選手。クリーンアップどこを任せても大丈夫。 |
山王 | 長打力と勝負強さはチーム1。ここぞの時の一打に期待が出来る頼れる主砲。 |
中洲 | 守備に難があるものの、バッティングはホームラン、ヒットとどちらも狙えるバットマン。守備の下手さは肩で補なっている。 |
半道橋 | チーム1、2を争う程の足の速さを持つ。バッティングに関しては良いとは言えないが、塁に出れば、足で相手をかき回す事ができる。 |
石城 | パワーは、山王に少し劣るものの、バットコントロールや守備に関しては上。一発があり、調子次第ではクリーンアップを任せられる。 |
竹丘 | シャープなバッティングで下位打線の中でもっとも恐れられる打者。 |
春町 | 華麗なる守備を披露してくれる名ショート。バッティングよりも、ファインプレーに注目。 |
天神 | 150kmの球速を武器に、真っ向勝負派のエース。チームが優勝できるかできないかは、この選手の腕にかかっている。 |
姪浜 | スライダーのキレは抜群。安心して先発ローテーションを担ってくれる。次代のエース候補。 |
室見 | 制球とスタミナに自信があり、緩く曲がるカーブと微妙に変化するカットボールを得意とする。 |
久留米 | 球速、変化球の種類と先発ローテーションの中では落第点だが、フォークだけは一級品。試しに、先発を任せているが、調子次第では中継ぎに回しても良いだろう。 |
西新 | 140km後半の速球とチェンジアップの緩急をつけた投法をする。 |
大野城 | バランスが良く、滅多に大崩れはしない。シンカーとカーブで打者を打ち取っていく。 |
唐人 | 多種多様の変化球を取得しており、打者に的を絞らせない。打者に取っては嫌な投手。毎試合、登板しても疲れを残さない。 |
大牟田 | 安定した制球力と、球威も充分ある。チームで唯一のナックルを持っているので、そう簡単に打ち込まれる事はない。 |
大濠 | 球界最速のMAX156。変化球は一つも覚えておらず、剛速球一本で抑えていく。 |
千代 | 同じポジションでレギュラーの那珂よりも走力が勝っている。代走のみならず、那珂が調子を落としている時は、充分代わりを務めてくれる。 |
青木 | 代打の切り札その弐。パワーはあるものの、大振り空振りが目立つ。よって、ランナーがいない時の代打で一発狙い。 |
光丘 | 守備に関しては、中洲より上。守備固めで起用するケースが多いだろう。 |
元町 | 代打の切り札その壱。山王がホームランを打つ率が高いならば、元町はヒットを打つ率が高い。ランナーを進塁させる最低限の仕事をこなしてくれる。 |
月隈 | パンチ力があるスイッチヒッター。ミート力がある竹丘と、どう併用していくかが悩みどころか。 |
立花寺 | 左翼手のスペシャリスト。そして、チームNO.1の強肩。 |
竹下 | 流し打ちの竹下と呼ばれる程に、流し打ちには定評がある。剛速球投手との対戦では、スターティングメンバーに起用しても良いだろう。 |
麦野 | 代打の切り札その参。バッティングセンスはあるものの、守備に関してはセンスの欠片もない。名手春町にレギュラーを奪われているが、方針が打撃重視ならば充分、レギュラーの座を奪還できる。 |
警固 | 右翼手のスペシャリスト。立花寺と同じく、守備固め用の選手。 |
吉塚 | バッティングは美野島よりも上なので、状況次第では美野島を守備要因として控えにしてレギュラーに使える。 |
諸岡 | 総合的に博多が勝っているものの、パンチ力は充分あるので、博多が調子を落とした時は、充分代わりを務められる。 |
箱崎 | 得意のパームで、打者の出鼻をくじかせる。中継ぎの一角を担っている。 |
須恵 | 敗戦処理というと聞こえが悪いが、先発が早い回で、打ち込まれたた時に登板する事が多い。気楽なピッチングをモットーとし、防御率3点台を目標にしている。 |
赤坂 | 注目すべきは球威。各チームの強打者にぶつけても、それなりに抑えてくれるだろう。 |
浮羽 | 的確にコーナを付くコントロールは、針の穴にも通す程の制球力を持つ。 |
祇園 | 左打者にめっぽう強く、変化球も多彩。貴重な左のサイドスロー。 |
香椎 | 制球力の良さは、チーム指折り。先発や中継ぎ、どちらも任せられる投手。 |
貝塚 | 球威が無いのが幾分気にかかるが、丁重なピッチング心掛ければ、それなりの成績を残せるはず。 |
藤崎 | ペナントレース後半の秘密兵器。ラストスパートに備えて、体力を温存させている。 |
飯塚 | 球速154kmと、ストッパー大濠とも勝らない球速を持っているが、球威が全く無い。カットボールで、上手くバットの芯を外す細心の投法を心がけなければならない。 |
直方 | 大きく曲がるカーブを得意としている。室見など調子が悪い場合は、任せて見ても良いだろう。 |
春日 | 平均的な投手。突出したものがなければ、悪い所も無い。 |
ひ「なるほど、立派な方針だよ。
君を侮っていたかもしれん。ところで、シロウト君。オリジナル・チームで使う“球団マーク”は?」
シ「えっ? 何のことですか?」
ひ「どーせ作っていないのだろう? そんなことだろうと思っていた。我がミキサーズのマークは、ホレ、この通りだ」
シ「うげ~っ! 趣味ワル~っ!」
ひ「何を抜かす! 男女仲良く健全にダンスしている図ではないか。
これも私が1ドット1ドット丹精込めて打ち込んだ愛の結晶なのだ! 何の問題があろうことか」
シ「もう! この人は。球団マークも良いけど、ひあがりさんのチームを早く見せてくださいよ!」
ひ「(ギクッ!) あの~、実はそれがだな」
シ「分かった! 人にはやいのやいの言っておきながら、自分は作ってないのですね! ボクはひあがりさんを見損なっちゃったですよ」
ひ「そう早合点するでない! 実はチームは作っているのだが、『戦プロ』はソロプレイが基本のゲームだから、その」
シ「その? 何だと言うんです?」
ひ「私と君とが作ったセーブデータは、別ファイルになっているだろう? これを簡単にエキスポート/インポートする機能が今のところ無いのだ」
シ「(ズルッ!)じゃあ、どうやって1セーブデータで2球団分を運営するんですか? それとも、もしかして企画の企画倒れなの!?」
ひ「いや、そうでは決してないのだ。単純な解決方法がある。
つまり、君が作ったセーブデータを私が受け取って、私のチームを改めて上書き入力すれば良いのだ。いわゆる、データ持ち回り方式だな」
シ「まったく、前時代的ですね」
ひ「うむ、そこは素直に反省している。基本はソロプレイのゲームなので、データのエクスポート/インポートまで気が回っていなかった。
次年度のバージョンでは、必ず機能を実装する。今回は勘弁してくれたまえって、なんで私が君に謝らなくちゃならんのか!?」
シ「来年の話かよ! ひあがりさん、逆ギレしなくても良いんです。では、これがボクのチームデータですから、これを使って次回までに必ず入力して来るように!」
ひ「とほほ、とうとうシロウト君に命令されるまで落ちぶれちゃったよ」
シ「では次回『そもそも君のチームはどうよ?』に続きますよ?」
ひ「了解! てか、分かってますってば!」
(次回、ようやくオリジナル・2チームの全貌が!)