松永久秀

三好家家臣。武門の生まれではないが、能力の高さと人心掌握の巧みさを買われて重臣として取り立てられている。幼い容姿ながら人目を惹き付ける美貌の持ち主で、博識。物事に関する美醜には独特ながらも鋭い感性を有し、茶人としても高名。不思議と黒い噂も絶えないが、その真実は彼女が好ましいと思う人物にしか明かされることは無い。

デザイナー:ごばん
CV:猪鹿ちよ
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史実紹介

三好家重臣。後の大和の戦国大名。
 はじめ三好長慶に仕えたがやがて三好家家中で実力をつけ、長慶の死後は畿内を支配した。下克上を体現した典型的な戦国武将で、第13代将軍・足利義輝暗殺や東大寺大仏殿焼失の首謀者と伝えられ、陣中にありながら女色にふけるなど、狡猾で傲慢不遜の『乱世の梟雄』であり、戦国時代1、2を争う悪名高い人物。
 三好一族の十河一存、三好義興、安宅冬康らが相次いで死去した理由は、久秀によって暗殺されたためとする説もある。
 その様な黒い話の一方で、久秀は立居振舞が優雅で容姿に優れていたうえ、連歌や茶湯にも長けた教養人であったとも伝えられる。領国では善政を敷いたとされており、今も信貴山城近郊では名君として慕われている。