戸沢盛安

戸沢家家臣。活発で男勝り、戦では単騎で敵陣に突撃することもある猛将。そのせいで自分や周囲の人間が危険を被ることもままあるが、本人は笑って気にしていない様子。怪我人や捕虜などの弱者には絶対に刃を向けず、また、他の者がそのような相手を虐げるのも見逃せないという、正義漢としての一面もある。

デザイナー:ぬえびーむ
CV:真宮ゆず
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史実紹介

戸沢盛安は、戦国時代から安土桃山時代にかけての出羽角館の大名。家系は桓武平氏平衡盛を祖とする戸沢氏18代当主。
1578年、病弱な兄・戸沢盛重にかわって、13歳の若さで家督を相続する。智勇に優れ、「鬼九郎」「夜叉九郎」の異名を取り、総大将ながら常に陣頭に立って、単騎で敵勢の中に突っ込むという荒武者であったといわれる。一方で、捕虜の兵士は斬らずに逃がすなど優しい側面もあったといわれる。
小田原征伐に参陣中、25歳で病死。嫡男・政盛は4歳だったため、弟の光盛に家督を譲ることを秀吉に託したという。