吉良親実

長宗我部家の家臣。 独特の世界観の持ち主で、言動や性格に痛々しいものがある人物。 彼女の感性に対する理解者は少なく、ほとんどの人物が『ああ、また始まった』『相変わらずちょっとおかしいところがある人だ』と思われている。 しかし、能力的には優秀で性根もいい。 理解したいと思う人物でも、結局は持て余している。

デザイナー:kakao
CV:田中理々
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史実紹介

土佐国の戦国大名・長宗我部元親の弟・吉良親貞の子。幼少の頃から智勇に優れ、元親の娘を娶ることを許されるなど重用されたが、気性が激しいところがあった。
父の死後、その家督を相続する。そして一門衆として活躍するが、元親の側近・久武親直とは仲が悪く、いつも対立していた。
1586年12月、元親の嫡男である長宗我部信親が戦死して跡継ぎ騒動が起こると、親実は長幼の序から元親の次男・香川親和を推し、4男である長宗我部盛親を推す久武親直と対立する。
親実の死後、その墓では怪異が絶えなかったと伝えられている。
木塚明神や四国では有名な妖怪・怪異である「七人みさき」は親実とその主従の無念の死がモデルであるとも言われる。