ドーバー海峡を挟んだドイツ空軍対イギリス空軍の航空戦。特にドイツ戦闘機メッサーシュミット109VSイギリス戦闘機スピットファイアの名勝負の場として有名。
フランス侵攻作戦後に対イギリス戦早期解決を目論むドイツ空軍は、イギリス本土上陸を目的としたアシカ作戦を発案。上陸に備えイギリスへ空爆を開始した。
作戦開始当初のイギリス軍はドイツに押されていたが、ドイツ護衛戦闘機の航続距離が短いために奥地にある施設の被害は少なかった。さらに途中で爆撃対象が関係施設から市街地への夜間爆撃になってしまった頃に、英軍の迎撃機能が回復し、防空レーダーの性能アップと迎撃態勢の強化等により、ドイツ軍の被害は大きくなっていった。航空戦開始から約3ヶ月後の1940年10月、ついにドイツ軍は上陸作戦をあきらめる結果となった。
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