トルコ陸軍の要求に対し、イスラエルのIMIが提出したM-60戦車の改造プランがサブラであるが、これをトルコの内情に合わせて一部の仕様を変更したものがM-60Tである。
砲塔全面と車体前半部を覆っていた楔形の増加装甲は砲塔の前半部と車体前面のみに抑えられ、砲塔の後半部にはERAを装着、またスカートも一部を除きラバーに変更された。
主砲はイスラエル製の120mm滑腔砲に換装され、これに合わせて射撃統制装置も新型へと変更された。エンジンはMT881Ka501を使用したユーロパックを搭載し、原型のM-60を上回る機動性を与えている。
合計で170両が改修される予定である。
全長 | 9.4m |
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全幅 | 3.6m |
全高 | 3.3m |