藤本大将(以下藤本) :「 皆さんおはこんばんわ。元気に大戦略ってますか?」
小柳二等兵(以下小柳) :「 おはこんばんわって普通使わんやろ(笑)」
小柳 :「 まぁいいや。先週『大戦略VIII』の公式攻略本が発売されましたが、いかがだったでしょうか?」
藤本 :「 皆さん読まれましたか?どうでした?」
小柳 :「 書店行って『どこにも売ってねぇぞゴラァ』な方は店員さんに聞いてみてください。きっと見つかるはず!(本当か?)」
小柳藤本 :「 それじゃ、藤本・小柳の戦場最前線はじめます」

★『嗚呼、思考ルーチン ~スピードアップ~』

小柳 :「 はい!お待たせしました~。本日のお題は思考ルーチンでございます~。」
藤本 :「 うぅ~嫌だ~。」
小柳 :「 はいはい。泣かないの(笑)んでは、内部的なものをグッサリ聞きましょうか。」
藤本 :「 はい。うーんと、まず思考ルーチンはどっちに重点を置くかにけっこう悩みました。」
小柳 :「 どっちかっていうとどっちです?」
藤本 :「 『スピード』を取るか、『重厚な作り』にするか、なんだけど。」
藤本 :「 スピード無視して重厚な作りにするか、でもそうした場合、進行スピードがすごく遅くなるんだよね。」
藤本 :「 逆にスピード重視にしてしまうと、部隊の頭が悪くなっちゃう(笑)」
小柳 :「 結果スピードを取ったことになったんですよね?」
藤本 :「 うん。スピード重視になりました。必要な思考の部分だけはそのまま残したけど。」
小柳 :「 スピードアップする前はすごく遅かったですしね。部隊が動いているかどうか分からんくらい(笑)」

★『嗚呼、思考ルーチン ~思考の良し悪し~』

小柳 :「 んで、スピードアップしたことによって?」
藤本 :「 どちらかというと部隊の頭があんまり良くないです。はい。」
小柳 :「 具体的にはどんな?」
藤本 :「 基本的な思考は入れたんだけど、これをやる!って決めたら突き進んじゃうの(笑)」
小柳 :「 でも作戦実行後の思考更新とかはしているんでしょ?それと違うの?」
藤本 :「 んー、例えば遠くのA地点に占領をしようとしている時に、近くの自陣営建物が敵に占領されちゃって、敵部隊がどっか行きましたと。その状況を見てA地点の建物占領する前に、その建物を奪い返した方がいいか?とか。」
小柳 :「 ちょっと高度ですね。途中で判断入れるなんて。ってことは常にリルート(※1)や視界の更新がいることになりますよね?」
藤本 :「 あと、建物情報の更新とかそうだよね。本当はこういうことしたかったけど、うーん。」
小柳 :「 まぁ軽くなるように出来たからよかったね。」
※1)・・・移動ルートの再構築のことを指す。

★『嗚呼、思考ルーチン ~リーダーに付いて来い!~』

小柳 :「 あと、触って欲しいのが『軍団編成』ですかね~。これも確か独自の思考だったっけ?」
藤本 :「 そうそう。リーダー命って感じのやつ(笑)」
小柳 :「 命っていつの時代だよ(笑)んで、どんな感じ?」
藤本 :「 まず、リーダーに属している部隊はリーダー起点で行動だったり作戦を行います。」
小柳 :「 ホントにリーダー命なんだ(笑)」
藤本 :「 作戦の場合、作戦の起点ポイントがリーダーがいる位置になり、行動は終了したらリーダーに追従することになります。」
藤本 :「 軍団にしとくとリーダーの周りに必ず手下というか属する部隊も待機しているってことになる。」
藤本 :「 例えば、敵が近くに来た時は一網打尽にできちゃう。あと、リーダーが移動すると皆が付いていくから見ていて面白い(笑)」
小柳 :「 なるほどね、そんな見方もあるんですね。『軍団編成』を使われてない方は一度使われてみてはどうでしょうか?」

小柳 :「 4月も早いもので半分が過ぎようとしています。すっげー早いのね。」
藤本 :「 ってか、お前は月末休み取るらしいやん。ええのー。」
小柳 :「 そそ、丸ごと5日くらい休みです。今年入ってからしっかりとした久々のお休み・・・・。
ってか、(ちょっと逃げ出したくて)ちょっと九州から出たくなりまして、そうだ!京都へ帰ろう・・・・と。」
藤本 :「 んで、舞子さんとかキャッキャウフフ(死語?)か。お前いくつやねん!」
小柳 :「 まぁええやん。多分まだ若いうちに入るから(笑)」
藤本 :「 ってかイチゲンさんお断りらしいよ?大丈夫?」
小柳 :「 ななな、なんだってー!!!??」
小柳 :「 次のお題は『難攻不落の移動最適化』でお送りします。
また泣いてもらうからね!(笑)」
小柳藤本 :「 続きは次回の講釈で!
(次回は4月28日を予定しています)」

★小柳の戯言

小柳 :「 またまた『大戦略VIII』やこのコーナーについての、ご意見・ご感想がユーザーさんから届きました。
ありがとうございます~。紹介します。」
小柳 :「 えーとお名前は「匿名Ace」さん。ありがとうございます~。」
匿名Ace :『 藤本さんが大戦略の生みの親というのは知ってたんですが、どういう経緯で作ろうと思ったんですか?』
藤本 :「 うーん・・・経緯ですか。何やったっけ?まぁ、ネットで調べたらいろんなページに載ってるんでそれでお願いします(笑)」
小柳 :「 まぁまぁ、面倒臭そうにせんで。簡単に解説しましょうや(笑)」
藤本 :「 最初は『なんかこういうの作りたいなぁ』って思ってて、ドットも一つ一つ手作りで作りました。」
藤本 :「 んで、1985年に私がシステムソフト(当時)に持ち込んだのが最初のきっかけですね。最初は「AREA98」ってタイトルでした。」
小柳 :「 これですね。」

これがAREA98
藤本 :「 そうそう。懐かしいなぁ。そんで、システムソフトに持ち込んでからはプログラムを改良して、発売となったのが『現代大戦略(大戦略I)』です。」
小柳 :「 その時のエピソードはコチラをご覧ください。」
藤本 :「 それから『大戦略II』や『大戦略III』など『ナンバーズ大戦略』は全て手掛けてます。」
小柳 :「 こういったゲームを作りたいと考えたこと、システムソフトに持ち込んだこと、いろんな経緯があったのですね!
でも藤本の発想がなかったら大戦略は生まれなかったのかもしれませんね。って85年って俺生まれてすぐやん。まぁいいか(笑)」
小柳 :「 ってところですかね~。まだまだお便りお待ちしていまッス!」
小柳 :「 宛先はまで、件名を『大戦略VIIIについて一言物申す!』とご記入の上、お寄せください。」
小柳 :「 皆様からのお便りお待ちしています~♪」
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