小柳二等兵(以下小柳) :「 福岡は依然として雨続き。流れは梅雨みたいな感じがします。皆さんこんばんわ。」
藤本大将(以下藤本) :「 こんばんわ~」
小柳 :「 本日、『大戦略VIII』の公式攻略本『大戦略VIII公式攻略書(オフィシャルブック)』が、誠文堂新光社様より発刊されます。税込価格は2,310円です。」
小柳 :「 今回、攻略本の全体の監修をさせていただきました。中身に関してはマップの攻略情報や、藤本のインタビュー、兵器情報などを収めております。
全国の書店及びパソコンショップで購入することができます。ぜひプレイに役立ててください。
(詳しくはSpecialのコーナーにあります攻略本の画像をクリックすると確認することが出来ます。)」
藤本 :「 うん!要チェキ!!!」
小柳 :「 (要チェキはないだろ・・・)ってことで、藤本・小柳の戦場最前線はじめます」

★『3D中の兵器』について

小柳 :「 3D表示中に兵器が動くじゃないですか?これも昔に比べてよくなりましたよね?」
藤本 :「 そうだね。いっぱいエフェクト付けたもんね。」
小柳 :「 飛行機には『バンク』『ロール』『ベイパー(飛行機雲)』と、地上兵器は『影』と『砂埃』、艦船には『航跡』ですね。」

航跡を残すタイコンデロガ
藤本 :「 『バンク』や『ロール』だけがちょっと特殊で、角度を5度ずつなど細分化して表現しています。」
小柳 :「 『砂埃』はエフェクト5枚をランダムに出して、埃が昇ってく感じでやってます。『航跡』はエフェクトを2枚重ねですね。」
藤本 :「 『ベイパー』も両翼から出してます。後は潜水艦に『水泡』があったよね?」
小柳 :「 そうそう。『水泡』は最初出す予定だったんだけど、中村(兵器担当)から、それは現実にはありえない、という指摘があってやめました。演出として割り切るんだったらあっても良かったかもね?」
藤本 :「 まぁ古くない限りほとんど潜水艦は『水泡』なんて出ないからね(笑)しょうがないんじゃない?」

★『フリーカメラモードと部隊視点モード』について

小柳 :「 ほい。では『フリーカメラモードと部隊視点モード』についてですが・・・」
小柳 :「 ってか、気づかぬうちにカメラが増えてたよね?(笑)」
藤本 :「 うん、ごめん。増やしちゃった(笑)」
藤本 :「 『部隊視点モード』は部隊視点固定のカメラパターンで見る事ができます。」
藤本 :「 視点は真上以外の8パターン。前、後ろ、右、左、右斜め前、左斜め前、右斜め後ろ、左斜め後ろ、となっております。」
藤本 :「 んで、カメラ距離は「遠」「中」「近」の3つですね。「近」になると兵器を真近で見ることができて、「遠」だと見渡せる感じになります。」

カメラ視点「遠」だと、遠くのブロックまで見渡せる
小柳 :「 ほうほう。んで『フリーカメラモード』は?」
藤本 :「 『フリーカメラモード』は全体を好きに見たいという社内からの要望がありまして、取り入れました。」
藤本 :「 進むパターンが、前、後ろ、右、左の4つで、首振りパターンが上向き、下向き、右向き、左向きの4つ、あとは高速ボタンと高度上下ボタンで全部で11になるのかな?」

好きな角度から見れちゃう
小柳 :「 だね。んで好きな所から見ると。」
藤本 :「 そそ。好きな角度・距離から兵器を見てやってください。」

★『リアルファイト』について

藤本 :「 それにしてもリアルファイトも前に比べて良くなったね~。」
小柳 :「 うん。そりゃ最初の頃はダミーというか、これはマズイと思って仕様を作成していきましたよね。」
小柳 :「 俺はカメラパターンやアングル、その他諸々を担当したんですが数的には、えっと・・・結構ありますよ。」
小柳 :「 戦闘機だけのアングルで4つ、カメラ視点は2つで8パターンありますね。全部で50パターンくらいあるんじゃない?」
藤本 :「 それは多いね。後は見た目を良くするために雲海を入れたり、山入れたり~したね。」
小柳 :「 そそ。地上パターンでは建物が背景のパターンもあります。」

撃破パターンも複数用意。
撃破パターンだけで16パターンもある。
藤本 :「 全部見てもらいたいよね。ってか、前に別のスペシャルパターンもあったよね?」
小柳 :「 そうそう。ある一定のことをすると、特殊なリアルファイトが展開されるってやつ。」
小柳 :「 例えば戦闘機で部隊Lvが★の場合、インメルマンターンとか特殊なターンをやって攻撃するやつだったんですけど、時間の都合上外しました。」
藤本 :「 あーあれか。でも、リアルファイト一つ一つ見ていただけるように努力したので、ニュース一覧でボタン押すの面倒くさいかもしれないけど見て欲しいよね。」
小柳 :「 だね。」

小柳 :「 桜の季節は出会いと別れの季節ですね。」
藤本 :「 うむ、確かに。出会いが欲しいのぉ。」
小柳 :「 (いらんやろ・・・・)そうそう。今日送別会なんですよね。」
藤本 :「 さっさと仕事終わらせて、行くぞ~!朝まで飲むぞ~!」
小柳 :「 先週も同じこと言わんやった?(笑)まぁいいか。第4回は『より良い思考ルーチンを求めて』です。
藤本が泣きっぱなしの話になりそうですね(笑)」
小柳藤本 :「 続きは次回の講釈で!
(次回は4月21日を予定しています)」

★小柳の戯言

小柳 :「 さっそく『大戦略VIII』やこのコーナーについての、ご意見・ご感想がユーザーさんから届きました。
ありがとうございます~。紹介していきます。」
小柳 :「 えーとお名前は「匿名」さん。ありがとうございます~。」
匿名 :「 『掲載されていない部分でのここがウリや、評価してもらいたい点など』」
小柳 :「 んーと、掲載されていない部分のウリ・・・・うーん、これは第4回と第5回で予定している『移動最適化』と『思考ルーチン』でしょうか。」
小柳 :「 藤本が試行錯誤の繰り返しだったこの上記2点が評価してもらいたい点にも当たります。そういや思考を考えている時、藤本がよく泣いてましたな~(笑)続きまして~。」
匿名 :「 『この仕様を実現するの苦労した点、その時どう判断して、その仕様を盛り込もうと決断したのか経緯などをお聞きしたいです。
(技術的に苦労、この仕様の実現でかなり時間を要したなど)』」
小柳 :「 この点に関してはいろいろ苦労しました。インターバルや、リアルファイトの切り離し、建物のシンボライズ化、道路の問題など様々なことがあります。
『道路』とか地面上から強制作画しているんですがこれも試行錯誤の繰り返しでした。『道路』を削除しようかと本気で考えた時期もありました。
でも何とか入れてて良かったです。頑張った甲斐がありました。あと、本当は地形に『川』や『トンネル』がありました。
プログラムの構造でマズイ所があったので泣く泣く削除しましたが、入れたかったです。
まぁ全て話せばビール瓶1ダースは最低かかります(笑)それだけいっぱい苦労した要素があったと思ってもらえたら幸いです。」
匿名 :「 『従来のおよび他の大戦略シリーズと差別化した点についてお聞かせください』」
小柳 :「 んー・・・これは藤本が答えたほうがいいですね。・・・おーい!」
藤本 :「 あいよ。んーやっぱり3Dにしたことでしょうか?前作「VII」などは2D戦場マップでの表現だったのに対し、今回は3D戦場マップを追加したことによって、リアルな戦場を表現したいと思ってました。
こう、何か山の隆起とかですね、出したかったんですよ。
あとは、「高度」かな?より細かく設定出来ることによって戦略の幅を広げたかった。」
小柳 :「 どうでしょう?参考になりましたでしょうか?それではお次の質問に移ります。」
匿名 :「 『今後の各大戦略シリーズの展開についてお教えください』」
小柳 :「 あっ!この件に関しては、このコーナー全6回を予定していまして、最後の6回目にお話していこうかなと思っています。
タイトルは『これからの大戦略について』です。ご期待ください。」
小柳 :「 ってところですかね~。まだまだお便りお待ちしていますよ~。何でも答えます・・・私のできる範囲なら(笑)」
小柳 :「 宛先はまで、件名を『大戦略VIIIについて一言物申す!』とご記入の上、お寄せください。」
小柳 :「 皆様からのお便りお待ちしています~♪」
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