韓国が現在開発中の新型戦車がK-2である。2007年に試作車が公開され、2011年から生産
に入る予定とされている。
主砲はK-1A1に搭載したラインメタル製120mm砲を基に55口径長に改良され、新型の射撃
統制装置と自動装填装置、データリンクなどを搭載して攻撃力の強化を行っている。
装甲は基本装甲にモジュラー式の特殊装甲を組み合わせており、損傷時や将来の改良の
際に容易に新しい装甲に交換する事が出来る。またロシアのアクティブ防御システム・
アレナもしくはそれに準ずる装置を取り付ける。
試作車の機関部にはユーロパック(ドイツ製MTU883エンジンとHSWL295TM変速機)が用いら
れており、量産車では国産の同等品が載せられる予定である。
全長 | 10m |
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全幅 | 3.6m |
全高 | 2.5m |
武装 |
55口径120mm滑腔砲 12.7mm機関銃(対地/対空) 7.62mm機関銃(対地・同軸) |