地上攻撃任務に最適化した攻撃機A-10の最新の改良型がA-10Cである。
A-10は湾岸戦争に投入され、AH-64などの攻撃ヘリコプターが稼働率の低さに悩んだ事と
対照的に高い稼働率を維持し活躍したため、機体の運用寿命の延長と近代化を行う事と
なった。
A-10Cは外形面での変化はほとんど無いが、コクピットや各種コンピュータは一新され、
JDAMなど新たな兵装の運用が可能となっている。またデータリンク装置を搭載する事で
より効果的に活動する事が期待されている。
A-10Cの最初の機体は2005年1月に初飛行を行った。
アメリカ空軍は今後保有する全ての機体を改修し、2028年度まで運用する予定だ。
全長 | 16.16m |
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全幅 | 17.42m |
全高 | 4.42m |
武装 |
各種爆弾など最大6.5t 30mmガトリング砲GAU-8/A |