大戦略生誕20周年記念作品第4弾!
戦慄のシミュレーションシリーズ・第5弾、満を持して登場!!
現代大戦略2005~護国の盾・イージス艦隊~
日本が世界に誇る「こんごう級」イージス艦は、海上自衛隊に4隻が配備されているが、非公式に「改こんごう」と呼ばれていた次世代艦は「あたご」と正式に命名された。現状では同型艦を、もう1隻建造中であるが、さらに2隻を建造する計画も現実味を帯びてきた。
なぜならば、北朝鮮による弾道ミサイル攻撃に対する防衛、韓国による竹島の不法占拠への牽制、中国による尖閣諸島の侵略への対抗には、イージス艦の高性能な防衛能力が最も効果的だからである。
イージス艦の最大の特徴は、艦橋の四方向に設置された八角形のアンテナ「フェイズド・アレイ・レーダー」であるが、これはレーダー・ビームを必要な場所に必要な時間照射し、極めて短時間に複数の攻撃目標を探知・追尾するためのレーダー装置であり、それを管制するコンピューターシステムと一体で「イージス・システム」と呼ばれる。同時に200以上の目標に対処することができるとされているが、人工衛星や偵察機との連動により、さらに高度な防衛能力を備えることも可能であり、まさに護国の要としての重責を担っているのである。