現代大戦略2004~日中国境紛争勃発!~
衝撃のシミュレーションシリーズ・第4弾、「現代大戦略2004~日中国境紛争勃発! ~」
1989年6月4日の天安門事件で、当時の中国政府は、民主化を求めた学生デモ隊を武力で鎮圧した。その後、表立って政府に抗議することができなくなった
民衆の鬱憤をそらすために、中国政府は「愛国教育」と称する反日教育を推進することで、その矛先を国外にかわそうとしてきたのである。それが今日の尖閣諸島(魚釣島)の領有問題であったり、2004年アジアカップ・サッカーでのブーイング問題の根源となっている。
いっぽう、拉致事件を公に認めたにもかかわらず、いっこうに進展のない北朝鮮問題は、金総書記が動かない限り何も進まないという特殊な国家体制が元凶となっている。もはや北朝鮮は崩壊寸前のところまで来ており、一発触発、何が起こってもおかしくない危機的状態に陥っているのである。
シリーズ4作目となる2004年度版は、世界を取り巻く情勢を忠実に再現し、最悪のシチュエーションを想定した衝撃のシナリオで構成されている。
起こるべくして起こる「戦争」と、起きてはならない「戦争」。
どちらも回避することは難しいのが「現実」かもしれない。
軍事ジャーナリスト・清谷信一氏による衝撃のシナリオ
「世界の戦闘機・攻撃機カタログ」(アリアドネ企画)、「自衛隊、そして日本の非常識」(河出書房新社)、「真・大東亜戦争シリーズ」(KKベストセラーズ)などの著書・プロデュース作品で知られる軍事ジャーナリスト・清谷信一氏による衝撃のシナリオを22本収録。
今回は、シリーズ初となるタイムスリップもの(シナリオ15:自衛隊が太平洋戦争当時にタイムスリップ)や、1980年代の東西冷戦時代のシナリオ(シナリオ16~20)など、新鮮味のあるシナリオを満載しました。
また、22本のシナリオマップに加えて「大戦略パーフェクト2.0」に収録した単体マップやキャンペーンマップも130枚を収録し、あきることなく半永久的にプレイを楽しめます。
- 金帝国崩壊・叛乱
- 金帝国崩壊・日本介入
- 金帝国崩壊・韓国参戦
- 金帝国崩壊・朝鮮族国家誕生
- 日中資源戦争・尖閣諸島攻防戦
- 日中資源戦争・激突!東シナ海海戦
- 中東新秩序・ヨルダン内戦
- 中東新秩序・孤立したイスラエル
- 中東新秩序・紅海海戦
- 中共の暴挙・危うし金門島
- 中共の暴挙・アジアの旗の下に
- 中共の暴挙・本島を死守せよ
- 中共の暴挙・金門島奪回作戦
- キプロス戦争・ギリシャVSトルコ
- もうひとつの太平洋戦争・新マリアナ沖海戦(★タイムスリップもの)
- 冷戦の悪夢・電撃!ワルシャワ機構軍(★1980年代シナリオ)
- 冷戦の悪夢・第2次朝鮮戦争(★1980年代シナリオ)
- 冷戦の悪夢・NATO軍反攻作戦(★1980年代シナリオ)
- 冷戦の悪夢・ソ連軍日本侵攻(★1980年代シナリオ)
- 冷戦の悪夢・南アの危機(★1980年代シナリオ)
- 新生イラク崩壊・クルド民族決起す
- 新生イラク崩壊・イラク内戦激化
主要シナリオの概要
1.~4.金帝国崩壊
超定番の北朝鮮シナリオです。ついに金政権への反乱が起こり、日本・韓国が巻き込まれていきます。
5.~6.日中資源戦争
貴重な資源が埋蔵されている尖閣諸島の領有権を巡り、日中が激突します。
7.~9.中東新秩序
これも定番の中東ものですが、紅海を巡る海戦が初めて展開されます。
15.もうひとつの太平洋戦争
自衛隊が昭和19年6月1日にタイムスリップ。マリアナ沖での米軍との決戦に臨みます。はたして歴史は変えられるのか?
16.~20.冷戦の悪夢
東西冷戦も佳境に入った1980年代は、各国が兵器開発にしのぎを削った黄金期でした。現在では退役した往年の名機が多数登場します。
「大戦略パーフェクト2.0」をさらに進化させたゲームシステム
究極のターン方式の大戦略「大戦略パーフェクト2.0」をベースに、さらに新機能を追加した最強のゲームシステムとなっております。現代大戦略シリーズには欠かせない「民間人」陣営の設定を追加するとともに、勝利条件も、各項目のいずれか1つだけではなくて、すべてを満たす条件も追加して、さらに細かく設定が可能になりました。
また、「橋」については、工作部隊で架橋する橋は「仮設橋」として通常の「橋」と区別しました。見た目のグラフィックの違いだけではなくて、「仮設橋」については、占領ができない、艦船は下を通れない、破壊すると消滅する、という特徴があります。
さらに、軍資金の上限を陣営別に設定できたり、建物からの収入について【あり】・【なし】の設定が、「マップ設定ダイアログ」からできるようになりました。
最大256×256ヘックス、最大8ヶ国、1ヶ国あたりの部隊数は国別に最大999までという驚異的なゲームスケールと、豊富な選択式ルールはそのままに。往年の大戦略ファンも納得の内容です。
「大戦略」初の概念「国境線」を導入
ありそうで今までになかった概念として「国境線」が「大戦略」に初登場!
単に国境線を表示するだけのモード、国境線の越境ができないモード、越境はできるが越境と同時に敵対陣営になるモードの3つのモードを、国境線のヘックスの一辺ごとに設定できます。
越境と同時に敵対陣営になる陣営については、新たに「協定」という陣営の種類を追加しました。「協定」は、「同盟」よりも緩い関係となり、越境するまでは、お互いに戦わない、占領しない、というだけの陣営です。
この国境線により、シナリオのバリエーションが飛躍的に広がると同時に、よりリアルなマップを表現できます。
地雷・機雷・自爆兵器も初登場
大戦略ファン待望の「地雷原」と「機雷原」も、初めて登場します。それぞれヘックス毎に地形属性として設定され、発動回数や配置を確認できる陣営も設定できま す。また逆に、それらを除去する能力のある兵器は、「地雷」については工作部隊と戦闘工兵となりますが、「機雷」については「掃海艇」が新たに登場します。
さらに、最近のシナリオには欠かせない要素となった「自爆」攻撃が可能な自爆兵器も新登場となります。
キャンペーンモードもさらに充実
部隊を引き継いでプレイできるキャンペーンモードは、「2.0」と同様に勝敗結果により、分岐するマップが異なる分岐型キャンペーンです。もちろんエディタで編集もできます。
引き継ぎ部隊を配置する場所について、2.0では首都・司令部の8ヘックス以内という制限がありましたが、今回はあらかじめマップエディタで任意の場所を指定することができるようになりました。
登場兵器数もさらに記録更新
1,000種類を突破した2.0から早くも記録更新です。約1,200種類もの兵器が登場します。自衛隊の戦闘機「F-104J スターファイター」、対潜哨戒機「P-2 ネプチューン」、対空ミサイル「ナイキ・ハーキュリーズ」、潜水艦「ゆうしお」など、日本以外にも1980年代に活躍した世界中の往年の名機が、多数、新登場となります。
生産タイプにつきましては、「大戦略パーフェクト2.0」からの34ヶ国(日本、アメリカ、ロシア、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、イスラエル、インド、中国、韓国、オーストラリア、南アフリカ、イラク、北朝鮮、スペイン、トルコ、台湾、ヨルダン、シリア、イラン、ギリシャ、スイス、オーストリア、ポーランド、クウェート、オマーン、サウジアラビア、UAE、パキスタン、タイ、カナダ、ブラジル)に加え、「現代大戦略2004」用として、エジプト、イスラム義勇軍、イラン・イラク連合軍、環太平洋条約機構軍、海上保安庁という独特な生産タイプに加え、日本やアメリカについては、「現代大戦略2004」用にアレンジし直したタイプも含まれます。
また、1980年代シナリオ用として、日本、アメリカ、西ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、ギリシャ、トルコ、ソ連、東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、アンゴラ、南アフリカ、韓国、北朝鮮、キューバの18ヶ国。さらには、タイムスリップシナリオ用として、大日本帝国軍と旧アメリカ軍も登場します。
初心者にやさしいシンプルモードを搭載
初心者の方が最初に戸惑うのは、「同じような兵器がたくさんありすぎて、どれを使ったらいいのか分からない」という状況です。それを解決するために、まず使用する兵器については、戦闘機や攻撃機など兵器タイプごとに1つずつの兵器になっており、最大でも1陣営につき36種類の兵器しか登場しません。シンプルモード用の生産 タイプは、A、B、Cの3タイプを用意しています。
選択式ルールについては、大半のルールを大戦略としていちばん標準的な設定に固定し、選択可能なルールについては、ゲームの面白さを損なわない範囲の6項目に減らしました。それに伴って画面の情報パネルも不要な項目を整理しました。
これで初心者の方も気軽にプレイが楽しめます。
「大戦略パーフェクト2.0」との機能比較
「兵器エディタ」と「通信対戦機能」が含まれない以外につきましては、「大戦略パーフェクト2.0」よりも上回る機能と仕様が追加されています。特に「マップエディ タ」については、国境線や地雷・機雷などの新要素に対応して、史上最強のマップエディタとなっております。