伊軍 カルロアルマート M13/40
【兵器解説】
M11中戦車の欠点であった主砲を改良し、車台を拡大した改良型。配備後、北アフリカ戦線へ投入されたが、砂漠用フィルターが装備されていなかったため、エンジン系統の故障が続き、稼働率が非常に低かった。後期生産型は戦訓から問題点を解消し、エンジン出力の向上もあって良好の性能を示した。しかし、当時の英軍主力のマチルダの装甲相手では、47mm戦車砲はあまりに貧弱で、まったく太刀打ちする事ができなかった。