伊軍 |
【兵器解説】
コンドッティエリ型軽巡洋艦の第3グループ。ルイジ・カドルナより大型で、武装に差異はないが非常に重装甲な艦となり、排水量も2000t程度増加しているが、機関の強化により速力の低下は発生していない。また、カタパルトが固定式から旋回式に変更され、艦橋もこの時期のイタリア艦に多い円錐型になるなど、それまでのイタリア軽巡とは大きく違うより近代的な艦となった。大戦中は船団護衛や機雷敷設任務に従事し、2番艦ムツィオ・アッテンドーロは米軍機により撃沈されたが、1番艦ライモンド・モンテクッコリは戦後まで生き残り、1964年まで使用された。