独軍

独軍
アドミラル・ヒッパー

兵器

【兵器解説】

 英国との海軍条約の制限内で建造された重巡洋艦。当時の条約型重巡洋艦(10000t前後)と比較して14000tと非常に大型であったが、主砲が20.3cm連装砲4基と火力面では若干劣る。計画された5隻中1番艦アドミラル・ヒッパー、2番艦ブリュッヒャー、3番艦プリンツ・オイゲンは通商破壊任務に従事し、プリンツ・オイゲンは戦後まで生き残り、米軍に摂取され最後は原爆実験の標的艦として使用されている。なお、4番艦ザイドリッツは建造中に空母に計画変更となったが未完成で終わり、また5番艦リュッツオウは戦前の技術援助によりソ連に譲渡された(ソ連名:ペトロパブロフスク)が、殆ど完成しておらず自立航行すらできなかったらしい。