一方、アメリカでもドイツの協力によって生み出された 日本軍の兵器の威力に脅威を感じていた。 このまま野放しにしておくと ヨーロッパを席巻しているドイツと アジアを征服した日本により、 手に負えなくなると感じていたルーズベルト大統領は、 ソ連のスターリンに密使を送り、対日戦争を働きかけた。 満州の権益を欲したスターリンは了解して 1941年12月8日に大軍を南下させた。 かくして、ここに太平洋戦争と呼ばれる、 史上類を見ない凄惨な戦いが開始されたのであった。