【解説】 低高度における運動性と操縦性に優れた傑作戦闘機。生産性も良く、ソ連の戦闘機としては航続距離もそれほど短くない。データはD型である。機体の大きさはスピットファイアや日本の零式艦上戦闘機にと比べても小さかったが、強力なエンジンと武装で引けをとらなかった。しかし、前期型は木製だったため機体重量が重く不利な点もあった。後期型になると金属製に変更され本来の性能を発揮した。戦後も中国などで使用された。