【解説】 ロンドン条約下で建造された条約型軽巡洋艦。当時のイギリス植民地の名前を艦名としている事から、(クラウン・)コロニー型とも呼ばれる。サウザンプトンの設計を基に、重量軽減のために船体が小型化され、艦尾形状の変更、煙突の直立化、装甲配分の変更など幾つか改善がなされている。大戦中は上陸支援や船団護衛の任務に従事し、8隻中1番艦フィジーと5番艦 トリニダードは戦没したが、残りは1950年代後半まで使用されている。