【解説】 双発のマンチェスターを4発に変更した改良機。劣悪だったマンチェスターに早々と見切りをつけ、開発・生産が行われた。完成したランカスターは英国の代表用的な重爆撃機(生産数でウェリントンに負けるが)となり、「トール・ボーイ」「グランド・スラム」などの特殊爆弾を使用した作戦などでも大活躍している。戦後も第一線に配備され、その後10年以上使用され続けた。B.Mk.I型は最初の生産型。「マーリン」XXII、XXIVエンジンなどを搭載している。