【解説】
日本の陽炎に対抗して建造された駆逐艦。急造駆逐艦ではあるが、速力・防御力は強化されており、排水量も2000tを超える大型駆逐艦であった。また生産性向上の為フラッシュデッキを採用し、併せて拡張性の向上にも成功している。当艦は166隻という大量生産が行われ、大西洋・太平洋両方で主力駆逐艦として活躍し、17隻が戦没したが全体では1割でしかなかった。終戦後は諸外国に大量に供与され、創設当時の海上自衛隊でもヘイウッド・L・エドワーズ、ヘイウッド・L・エドワーズが「ありあけ」、「ゆうぐれ」として使用された。なお、台湾に供与された艦は1999年まで現役で使用されたらしい。