【解説】 アメリカで初めて建造された大型駆逐艦。12.7cm連装両用砲を4基搭載した火力重視型だが、対潜兵装は縮小されている。水雷戦隊の旗艦として建造されたため艦橋が大型で、ファラガット同様船首楼型を採用したことで、トップヘビーになっている。そのため復元性向上のための改装が施され、大戦中には更に武装の換装や対空レーダーの搭載を行い、完成度の高い駆逐艦となった。8隻建造された当艦は、主に太平洋方面で船団護衛や哨戒任務に従事し、1番艦ポーターは撃沈されたが、それ以外の艦は終戦まで生き残っている。