【解説】
アメリカで条約解除後に建造された最初の巡洋艦。41隻という大量発注が行われたが、軽空母インディペンデンス型に計画変更される等し、完成したのは26隻であったが、当艦だけで大戦時の日本主要軽巡数に匹敵する。ブルックリンの拡大改良型であるが、アトランタ同様の12.7cm連装両用砲を6基搭載しており、防空能力も非常に優秀な艦であった。中期以降の続々と完成した当艦は殆どが太平洋方面に配備され、アメリカ工業力の巨大さを日本に知らしめている。なお、当艦は多くの激戦に参加しているが、戦没艦は存在しない。