【解説】 戦艦以上の速力と、重巡以上の火力を併せ持つ大型巡洋艦。日本の超甲巡や他国の高速戦艦に対抗して計画された艦で、795号艦にコンセプト的には近いが、開発起点や設計思想などが異なる。日本とは違い大戦中に2隻(1番艦アラスカ・2番艦グァム)が完成したが、1隻(3番艦ハワイ)が建造中に破棄され、3隻(フィリピン、プエルト・リコ、サモア)がキャンセルとなった。また、完成した2隻も硫黄島・沖縄での上陸作戦支援で使用されただけで、殆ど活躍する場もなく1947年には退役している。