【解説】
アメリカ初の3連砲塔搭載艦。2隻の同型艦で機関に違いがあり、1番艦ネヴァダはタービン機関、2番艦オクラホマは蒸気機関を搭載してある。また、燃料を初めて石炭から重油に変更しており、これにより航続距離が大幅に増加している。他にも、砲撃実験により艦首・艦尾・上部構造物への命中率が少ないことが判明したため、当艦ではその部分の防御を減らし、火薬庫・機関部といった重要部分への防御装甲を増加させている。このように当艦は艦船構造が世代交代する時期の船であった。そのため第二次大戦初期は出番がなく、真珠湾に停泊している所に日本軍の攻撃を受け2隻とも大破・着底した。