【解説】 戦争初期に開発が終了し、終戦間際に生産が終了するまでに2万機以上生産された機体。機体が重く操作性に難があるが、装甲が厚く重武装である。戦時中は生産が追いつかず自動車工場で生産されることもあった。他の爆撃機に隠れて影が薄いが、プロエスティ精油所爆撃任務では対空砲火等の迎撃を掻い潜り見事に目標を撃破、資源不足のドイツの息の根を止めた功労機である。B-17とほぼ同時期の機体であり性能も大差ないため比較される事が多いが、欧州ではややB-17の方が評価が高かった。最初の大量生産型。